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2024.04.30

日常を彩るガラスとの出会いの場。「TSUCHI-YA ガラスの器と工芸」で一期一会を楽しもう

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日常を彩るガラスとの出会いの場。「TSUCHI-YA ガラスの器と工芸」で一期一会を楽しもう

店内の一角には、春を思わせる作品も。桜色が愛らしい。大正時代から、調理器具や食器など飲食業向けの問屋街として発展してきた「かっぱ橋道具街」。現在も陶器や漆器、包丁や鍋などの専門店が立ち並び、国内外から人が訪れる観光地です。そんな街に、ガラスの器や工芸品との一期一会を味わえる「TSUCHI-YA ガラスの器と工芸(つちや がらすのうつわとこうげい)」があります。店内に入ると、繊細なカットが施された江戸切子や、美しい色と造形のガラス製品が迎えてくれます。

▲店内の一角には、春を思わせる作品も。桜色が愛らしい。

特別な日用品で日常を彩る

TSUCHI-YA ガラスの器と工芸は、株式会社土屋鞄製造所と同じ、株式会社一創が運営するブランド。元々「室町硝子工芸」という名前で、白金にあったお店がリブランディングされ、合羽橋にオープンしました。事業責任者を務める佐野さんに、TSUCHI-YA ガラスの器と工芸にかけた想いを伺いました。

「室町硝子工芸の頃は、切子作品のみを扱っていましたが、切子だけではなくもっと間口を広げ、特別な日用品を選べる場所にしたいと考えてガラス製品全般を扱うお店へと変化させたんです。お客様に心からのお気に入り商品を選んでいただき、日常を豊かにするお手伝いができればと思っています」

ガラスを中心に他の工芸作品を扱っている背景には、日用品をアップデートできる場所にしたい、という佐野さんの想いがありました。

「合羽橋に訪れる方って、日用品をちょっといいものにしたいという意識が高い方が多いんですよね。国内外のお客さんが、目を輝かせて切子やガラス製品を選んでくださっていて、とても嬉しいです」 

TSUCHI-YA ガラスの器と工芸オリジナルの富士山と桜の江戸切子


職人の繊細な技術力が支える江戸切子

TSUCHI-YA ガラスの器と工芸では、江戸切子と薩摩切子の両方を扱っています。江戸切子と薩摩切子は、江戸時代に別々に発展しており、カット方法や色のグラデーションに違いがあるそう。

「江戸切子と薩摩切子では、透明ガラスの上に重ねられている色ガラスの厚みが違うんです。江戸切子は色ガラスが薄目で繊細な模様が特徴ですが、薩摩切子は色ガラスが厚めでグラデーションの映えるカットが特徴です。江戸切子は切り絵、薩摩切子は水墨画をイメージしてもらうといいかもしれません」と佐野さんは説明してくれました。

切子はそのカットの美しさに目を引かれてしまいますが、切子の美しさを支えるのはカットの技術だけではありません。ガラス生地の質、カットの技術、仕上げとなる磨きが合わさることで、切子は作り上げられています。

「七色に光るオリジナルのガラス生地を作成したり、新しい模様を開発したりと、職人さんそれぞれの個性が表現されています。繊細な技術が詰まっているからこそ、一つとして同じものはないんです。その分値段も張りますが、だからこそ一生の品になります」

▲薩摩切子のみの酒器セットは、外国人観光客からも関心が高い


丁寧に商品を選ぶ体験ができる場所

TSUCHI-YA ガラスの器と工芸の商品のセレクト基準は、感覚的な美しさと日常使いができる商品であること。飾るのではなく、普段使いするものとして愛着を持って欲しいと佐野さんは語ってくれました。

 

「コップ一つでも、お気に入りのものがあったら生活が楽しくなるじゃないですか。家で過ごす時間が豊かになる商品を提供したいと思っています」

 

自分の日常を彩るために、自分の感性に向き合い、時間をかけて本当に気に入った一つの商品を選ぶ。TSUCHI-YA ガラスの器と工芸は商品の販売だけではなく、自分のために丁寧にものを選ぶという体験を提供しているのです。

 

「同じように見える商品でもわずかな違いがあるので、いくつか並べてお客さんに選んでもらうようにしているんです。自分のためにじっくり商品に向き合う特別な時間を楽しんで欲しいです」

 

お客さんのなかには、長い間悩んでやっぱり忘れられないと購入に至る方もいるといいます。一つとして同じものがないからこそ、かけがえのない出会いがあるのです。

工芸品やガラスの器との一期一会の出会いを感じることができる「TSUCHI-YA ガラスの器」。この場所での出会いが、あなたの日常に彩りときらめきを与えてくれるはず。お気に入りの日用品との出会いが、豊かな生活への歩みを後押ししてくれます。


TSUCHI-YA ガラスの器と工芸
電話番号:03-6555-2270
住所:東京都台東区西浅草2丁目5-4
アクセス:東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩12分 田原町駅から徒歩6分
HP:https://tsuchi-ya.jp/
SNS:https://www.instagram.com/tsuchi_ya__glass/
※営業時間や定休日についての詳細は上記のリンク先にてご確認ください。