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2024.02.29

おもてなしの心で楽しむ、佐世保の風景と異文化グルメ「佐世保アメリカンヴィレッジダイナー」

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おもてなしの心で楽しむ、佐世保の風景と異文化グルメ「佐世保アメリカンヴィレッジダイナー」

佐世保市から平戸市にかけて連なるリアス式海岸の群島、九十九島。そして、旧海軍の鎮守府が設置されて栄えた佐世保港。その両方を眺望できる九十九(くじゅうく)地区の歴史は古く、500年前の物語に登場したと云われています。

造船所の迫力を横目に山道の峠を越えると見えてきたのは、米海軍施設と長閑な港町の九十九地区の一つ、船越町。そこにアメリカンレトロな建物、佐世保アメリカンヴィレッジダイナーがあります。

 

愛されるダイナーを目指して

「ここは元々老人ホームだったんですよ。アメリカの街を作るためには日本でいう大衆食堂のようなダイナーが必要だと思いました。」

 

そう話すのは、米軍住宅の事業を経営をしているオーナーの佐々木茂彦さん。ご自身がよく沖縄に行くことがあり、米軍基地や住宅が隣接した立地を活かすために思いついたそうです。

 

佐世保には英語表記のメニューやドルでの支払い可能など、異文化を感じられる飲食店が多く存在しています。佐々木さんが佐世保の異文化を通じて感じたことは「お店に入る勇気が必要だった」と言います。そこで、日本の方に対するコンセプトはおじいちゃんが孫を連れてきても遊べるところ。

「老若男女に愛されながら楽しんでもらって、アメリカの方との交流も楽しんで欲しいなと考えています。」

 

アメリカのルート66を、九十九島の99にアレンジ。国道を挟むと米軍施設があります。

 

お店が隣接する国道149号線を進むと、九十九島や、佐世保港を一望できる観光スポットがあります。そこに訪れるお客様に「せっかく佐世保に来たならもっと楽しんで欲しい」と話す佐々木さん。

 

店内体験全てをおもてなしに

駐車場側の入り口に目立つのはタイの乗り物で知られるトゥクトゥク。

 

「駐車場の台数と客数が見合わないんですよ。歩いて3分の土地を購入して第2駐車場にしています。だけど、お年寄りやお子さんが大変なんで、送り迎えできるように購入しました。」

観光客の方が多く利用してもらえることを受け、「食事をしてくれた人のために、せっかくなら九十九島を一望できるところまで案内してあげようと思っています。」と話す、佐々木さん。運転できるスタッフがいる日は飲食した方限定でトゥクトゥクでの観光案内も実施しています。

「メインのお肉はどうしても安くできないんです。でもコスパがいいようなお店にしたいと考えた結果です。」

 

商品のこだわりを貫きながらも、お客様のために体験を通じて満足して欲しいとの想いは揺るぎません。飲食店でありながらもウェディングフォトやマタニティフォトなどお客様からのご要望に応えることも。佐々木さん自ら手作りの十字架を用意したこともあるそうです。

 

おもてなしの心は店内の至る所に現れています。その一つに、遊び心を掻き立てられる隠し扉があります。そこを開けると現れたのはソファ席の個室。

「お子様連れの方でも気兼ねなく過ごしてほしい」と、お子様用のお皿だけでなく、絵本やブランケットも完備。落ち着いた個室のソファでお子様がお昼寝するのにもぴったりです。

 

ヒントは店内の白い扉。事前予約がおすすめ。

 

 

ハリウッド、ニューヨーク、ハワイの3エリアに分かれています。写真はハワイの部屋。

 

異文化グルメと共に生まれる地域交流

「外国の方への接客は、やっぱりアプリを使ってしまいます。ジェスチャーで乗り切ることもあります。最初は大変でしたが、今は慣れたような、慣れていないような…(笑)」

そう話すのはスタッフの下尾瞳さん。元々は監修元の炙り屋で働いていましたが、縁があって佐世保アメリカンヴィレッジダイナーで接客を担当しています。

 

気さくなお二人がお店の雰囲気をさらに明るくしています。左:下尾さん 右:前田さん

 

 

提供するお料理は佐世保市下京町の「焼きしゃぶ専門店炙り屋」が監修。肉厚なレモンステーキが魅力的。

 

戦後、アメリカ海軍の基地が佐世保にできた影響で、早くからステーキ文化が発展。そこで、日本人の口に合うようにレモンステーキが考案されました。

 

店長の前田礼雄さんに佐世保のソウルフード、レモンステーキの食べ方を伝授いただきます。

「お肉が温かいうちに箸にレモンを刺して回して絞ります!食べ終わったらご飯をダンクしてください。」

最後にご飯を鉄板に入れることで醤油ベースのタレを最後まで味わえます。

 

日々の接客の中でお客様の様子を伺うと「オープンな人が多くて、楽しいです」と話す前田店長。明るい人柄は初めて訪れる人々に親しみやすさと安心感を与えてくれます。

 

どこを切り取っても写真映えする内装。佐々木さんのおもてなしの心を基に店内撮影自由なのも魅力の一つ。

 

初めての人でも親しめる異文化体験と共に、妥協しないこだわりの商品を提供する佐世保アメリカンヴィレッジダイナー。おもてなしの心と佐世保らしさが詰まった場所です。

 

 

佐世保アメリカンヴィレッジダイナー

電話:070-2230-9570

住所:佐世保市船越町1624-1

アクセス: 西肥バス「浦崎」バス停より徒歩3分

SNS:https://www.instagram.com/sasebolands39/?hl=ja

 

*営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンク先にてご確認ください。