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2024.04.05

金沢の新たな食文化を切り拓く「季節おでんじゅん」

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金沢の新たな食文化を切り拓く「季節おでんじゅん」

 

扉を開けるとそこに広がるのは、金沢のおでんの歴史と新たな食文化を切り拓く「季節おでんじゅん」の世界。金沢ならではの食材を使い、おでんを通じたコミュニケーションの大切さを感じさせてくれるこのお店。今回はその魅力を店主の西村さんに取材し、深掘りしてみました。

 

金沢おでんの歴史と「季節おでんじゅん」

金沢おでんのはじまりは、1920年まで遡ります。削り節で出汁をとり、”じわもん”(金沢弁で”地元の食材”)と大野の薄口醤油を用いて作られ、つゆまであっさりとしているのが金沢おでんの特徴です。北陸新幹線が開通した2015年を境に、さらに金沢おでんに注目が集まるようになりました。

「季節おでんじゅん」では、羅臼昆布・粗めの削り節で出汁を取り、その一番出汁に大野の薄口醤油を加え、旨味をしっかりと感じる事のできるつゆに仕上げています。

 

金沢ならではの食材とアプローチ

「季節おでんじゅん」の“金沢らしさ”は出汁だけではありません。おでんの具には”じわもん”でもある「梅貝」や「車麩」、昔ながらの製法で作られた地元の豆腐も使用されています。その他にも加賀野菜をふんだんに取り入れ、日本酒は加賀・能登の地酒を多数取り揃えるなど、一品一品に金沢を感じられる工夫が施されています。提供される器には石川県の伝統工芸品である九谷焼を使用しており、おでんを視覚でも楽しめる事が「季節おでんじゅん」のこだわりです。

 

 

コミュニケーションと食文化

西村さんは、「味わうだけでなく、おでんを通じた”コミュニケーションの大切さ”を感じてほしい」と語ります。ただ食事を楽しむだけでなく、店主や隣の席の方と話をすることで、人と人が交わるコミュニケーションの場を目指しているそうです。

「季節おでんじゅん」は、金沢のおでん屋さんとしては珍しく、予約が可能となっております。老舗の人気店は予約の制度もなく、当日に訪れると4時間待ちもあるのだとか。予約することでおでんは勿論、店内でのコミュニケーションもたっぷりと味わうことができます。これが正に”じゅんの醍醐味”。お電話での予約は当日のお昼頃までに済ませることをオススメします。

 

 

金沢を体験できる場所

繁華街・片町の少し奥、提灯が目印の「とおりゃんせKANAZAWA FOODLABO」。「季節おでんじゅん」をはじめ、金沢の食を楽しめるお店が並んでいますので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。金沢の名物を味わうだけでなく、金沢という街の余韻も楽しめることでしょう。

 

季節おでんじゅん
電話番号:090-1395-0854
住所:石川県金沢市片町2丁目 とおりゃんせKANAZAWAFOODLABO
アクセス:北鉄バス「片町」バス停下車後、徒歩3分
SNS:https://www.instagram.com/kiisuki1201/ 
*営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンク先にてご確認ください。