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2024.03.15

浅草で朝ご飯に美味しいみそ汁を楽しもう。「MISOJYU」から感じる日本の家庭料理の魅力

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浅草で朝ご飯に美味しいみそ汁を楽しもう。「MISOJYU」から感じる日本の家庭料理の魅力

日本らしさを感じられる街並みから、観光客の人気を集める街、浅草。おみそ汁専門店「MISOJYU(みそじゅう)」は、そんな遠くから訪れる観光客の方々に、「美味しい朝ごはんを食べてほしい」という願いで運営されているお店です。今回は、浅草の路地からあたたかな想いを提供し続けるおみそ汁屋さんを訪ねました。

 

 

日本の発酵文化から着想して生まれたおみそ汁屋さん

▲MISOJYU 本店の店長山崎さん

MISOJYUは、“TEAM地球”というチームで運営されています。代表的なメンバーは、ブランドディレクターのエドワード・ヘイムスさんと、書道家の武田双雲さん、フードディレクターの西田浩隆さん。TEAM地球のメンバーは店舗スタッフや運営スタッフだけでなく生産者さんや業者さんもTEAMの一員という考えのもと運営しています。そんなMISOJYU創業のきっかけについて、広報の山谷さんが教えてくれました。

「TEAM地球のメンバーで、オーガニックの良さと日本文化を同時に伝えられる飲食店を作ろうとアイデアを出し合っていたんです。メンバー各々でアイデアを出し合っているうちに、日本の発酵文化に行き着いて、身体に良い素材を使ったおみそ汁はどうだろうと発想しました」

 

 

美味しい朝ごはんを食べてほしい

メニューのなかでも一際心惹かれるのが、8:00から10:00限定の朝ごはんセット。日替わりのみそ汁とおにぎり、煮卵と漬物のセットで、みそ汁が主役のTHE日本人の朝食といったメニューに、なんとも心が躍ります。

「お店を開く前に浅草周辺の観光客の動きを調べてみたら、朝にコンビニやファミレスに行っている観光客が多かったんです。朝から日本らしいものを食べてもらえたらという想いがあって、朝から営業することと朝ごはんセットを作ることはこだわろうと決めていました」と、山谷さんは語ります。

朝ごはんセットのみそ汁はなんと日替わり。おにぎりも数種類から選べるので、連泊している観光客も毎日飽きずに楽しむことができます。お客さんから「今日も来たよ」と声をかけられることもあるそう。

「朝ごはんセットのみそ汁は、スタッフが前日に考えて作っています。その日の具材によって使用する味噌を変えているんです」

取材時の朝ごはんセットのみそ汁は、しめじと白菜が具材に、島根県産中辛口味噌が使われた一杯。朝にぴったりのすっきりとした飲み口のみそ汁を、たっぷり味わうことができる大満足のセットです。

 

 

ここでしか味わえない素材の組み合わせ

レギュラーメニューでは、一風変わったみそ汁を楽しむことができます。人気商品は「ごろごろ野菜と角煮のすんごいとん汁」。大きく切られた大根とにんじんの上に、食べ応えのある角煮が乗ったメニューです。

「角煮を煮込むときは、赤ワインやハーブでじっくり火入れをおこない、甘味を出すためにドライフルーツを使用しています。角煮の味わいが汁に溶け出して、コクと甘味のあるみそ汁になっています」

他にも「豆乳とホタテのとろーりみそポタージュ」や「まるごとトマトとほろほろ牛スネのみそポトフ」などの商品も。想像もつかない具材や味の組み合わせに、みそ汁の新たな可能性を知ることができます。

「最近日本でも若い方はあまりみそ汁を飲まなくなったり、作らなくなったりしているんです。海外の方に日本文化を知ってほしいという想いもありますが、日本の方にもみそ汁の美味しさを再認識してもらえたら嬉しいです」

 

 

日本を代表する書道家の作品も楽しめる

一見コーヒースタンドのようなかわいらしい見た目のMISOJYU。2階には外観からは想像できない日本文化を感じられる空間が広がっています。書はすべて書道家・武田双雲さんによるもの。その迫力と美しさに惚れ惚れしてしまいます。梁が残された日本家屋風の店内で、書を眺めながらみそ汁を飲む時間に、心も身体もあたたまります。

身体に優しいみそ汁で朝から自分を労り、新たな一歩を踏み出したくなるおみそ汁屋さん「MISOJYU」。ほっこりした気持ちで店を出れば、旗越しに望むスカイツリーがあなたの素敵な1日を応援してくれます。

 

 

MISOJYU
電話番号:03-5830-3101
住所:東京都台東区浅草1丁目7−5
アクセス:東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩5分
HP:https://misojyu.jp/
※営業時間や定休日についての詳細は上記のリンク先にてご確認ください。