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2024.05.31

旬のフルーツに彩られた“芸術”。大人なパフェとお酒のマリアージュで、旅の夜を締めくくる「INITIAL Sapporo」

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旬のフルーツに彩られた“芸術”。大人なパフェとお酒のマリアージュで、旅の夜を締めくくる「INITIAL Sapporo」

おいしいグルメやお酒を堪能したあとの「シメ」として、札幌で過ごす夜を彩る「シメパフェ」。その名が知れわたる以前から、お酒とともにパフェなどの甘いものを提供するお店は存在していました。

そこに名前がつき、2015年に“より多くの方に届けたい”との想いで「札幌パフェ推進委員会」が発足したことも後押しとなり、専門店もぞくぞくと登場。

食の宝庫・北海道各地から集められた旬の素材や、質の高い生乳でつくる自家製のソフトクリームやジェラートを使用し、細かなパーツにまでこだわるお店など、今ではさまざまな演出や趣向をこらしたパフェを楽しむことができます。

カメラやスマートフォンをかまえずにはいられないほどの華やかさと上品な佇まいは、もはや“芸術”。「シメパフェ」を味わうべく連日多くの人がお店の前に列をつくり、まちの“新たな食文化”として大きな広がりをみせています。

 

やわらかな灯りに包まれたモダンな空間

「狸小路(たぬきこうじ)商店街」5丁目のビル内にある「INITIAL Sapporo(イニシャル サッポロ)」は、そんな「シメパフェ」文化を支えるお店の一つ。“独創的な発想のパフェ”として、男女問わず人気を得ている同店の魅力に迫りました。

お店へとつづくエレベーターの扉が開くと、真っ先に出迎えてくれるのは季節ごとに入れ替わるフラワーアレンジメント。その奥に広がるコンクリート調のモダンな空間と暖かみのあるオレンジの灯りも相まって、おだやかな雰囲気を醸しだしています。

 

「お酒とデザートのマリアージュ」を楽しむ

製菓の専門学校を卒業し“スイーツの分野に携わりたい”と、さまざまなスイーツを食べ歩くなかで「見た目の美しさや味のバランスに感動した」と語る、店長の笹山 純司(ささやま・じゅんじ)さん。

「普段から調べる癖がついていて、たとえばデパートに出向いてアイディアを受け取ったり、本を読んだり、SNSをチェックしたり。スイーツだけではなく料理からヒントを得ることもあります。食事をしに訪れたお店で“こういう組み合わせがあるんだ”と発見もあるので、そういった部分も積極的に取り入れるようにしていますね」

コンセプトは「お酒とデザートのマリアージュ」。グラスのなかに敷きつめられた物語を最後まで楽しめるように、パフェの構成を練るための学びも習慣になっているのだといいます。

 

旬のフルーツを中心に据えたこだわりのパフェ

定番人気の「いちごづくし」。日によって苺の品種が変わる。
3種のソフトやバルサミコマリネが入り、味や食感の変化が楽しい。

 

「INITIAL Sapporo」が提供するパフェの魅力は、なんといっても「旬のフルーツ」へのこだわり。とくにその時期にしか味わうことのできないメニューは、はじめに軸となるフルーツを決めたうえで、周りのパーツやトッピングなどを合わせているのだとか。

いちご・もも・さくらんぼ・シャインマスカット・マンゴーなど、北海道のみならず、全国各地の契約農家から直送されたフルーツは、グラスの底までぎっしりと積まれ食べごたえも十分。

素材を引き立てるソフトクリームには、酪農に適した地域として知られる北海道根釧(こんせん)地区の生乳を使用し、フルーツがそのまま散りばめられたジェラートや、5種類のチョコレートをブレンドしたソフトなど、素材一つひとつにまでこだわりが感じられます。

 

ハーブやスパイスで大人な味わいを実現

「ブラッドオレンジのカクテル」は完熟のブラッドオレンジを使用。
つぶつぶ果肉が入った、炭酸割り。強いアルコールが苦手な方にもおすすめ。

 

“甘さ”だけではなく、“アクセントを加えた大人なパフェ”であることも「INITIAL Sapporo」ならでは。酸味や苦味をバランスよく取り入れ、ハーブやスパイスを加えることで味の変化を楽しむことができます。

「会社でほかにも飲食店を運営しているのですが、新しい分野へのチャレンジとしてINITIALがはじまったという経緯があります。ここの前はカレー屋さんだったんですが、スパイスにこだわっていたこともあり、そこで得た知識がパフェやドリンクにも活かされていますね」と、笹山さん。

マリアージュにぴったりなフルーツカクテルやノンアルコールドリンクにもハーブやスパイスが使われており、ハーブティーはパフェに合うように北ドイツの紅茶ブランドから厳選。パフェ、ドリンクともに後をひかずさっぱりとした味わいは、まさに「シメ」に最適です。

 

さまざまなシーンに寄り添う

そんな「INITIAL Sapporo」の店内はテーブル席だけではなくソファ席もあり、ゆったりとくつろぎの時間を過ごすことができます。

一人でももちろん、家族や友人、恋人と、時には団体で利用する方もいるのだそう。「シメパフェ」のお店としては早い時間からオープンしていることもあり、カフェ感覚で気軽に立ち寄ることができるのも楽しみ方の一つです。

 

一つひとつの素材の味わいを楽しんで

「フルーツにこだわっているお店なので、お客さま同士の会話から“いちごがすごくおいしいね”“マンゴーがとても甘いね”などおいしさを褒めていただける声が聞こえると、とてもうれしい気持ちになりますね」

「INITIALのパフェは、食べ進めた時のことを考えて一つひとつのパーツの味がはっきりと感じられるようにしています。どの順番でパーツを置いていくかによって後味も変わるため、さっぱりとした味わいで終えられるように心がけています」と、お店のこだわりを語ってくれた笹山さん。

頑張った自分をいたわったり、気の置けない方と夜がふけるまで語らったり。“旬のフルーツに彩られた芸術”が、それぞれの一日の締めくくりに華を添えてくれるでしょう。

 

INITIAL Sapporo(イニシャル サッポロ)
電話番号:011-211-0490
住所:北海道札幌市中央区南3条西5丁目36−1 F.DRESSビル 2F
アクセス:地下鉄「すすきの駅」より徒歩4分程度
SNS:https://www.instagram.com/initial_sapporo/
*営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンク先にてご確認ください。