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2024.10.31

“ふわり”と日常を包む、ご褒美パン「ふわりのぱんLabo」

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“ふわり”と日常を包む、ご褒美パン「ふわりのぱんLabo」

佐世保市の相浦(あいのうら)地区は西部の中核地域として、人々の活気にあふれている街です。大学や公共の運動施設、陸上自衛隊の大きな駐屯地があります。
その中でも、日野町は九十九島(くじゅうくしま)が織りなす自然の豊かさを活かしたレジャー施設や、県道沿いはロードサイドショップや住宅地も多く、佐世保の日常を感じることができます。

そこで、パン屋さん「ふわりのぱんLabo」を営むのは、藤永浩司(ふじなが・こうじ)さん、香織(かおり)さん夫婦。コロナ禍を乗り越え、佐世保の人たちに親しまれている理由やお二人の想いを伺いました。

素材へのこだわり

「ナスによっても産地によって全然違ったりしますもんね。サラダっぽくするなら熊本の赤ナスだったり…鹿児島産になると、味が変わるんですよね。」

惣菜パンに使用する、一つの野菜でも種類を分けてパンに使用する徹底ぶり。
さらに各国を代表するパンも国産のものでは再現することが難しいため、ドイツやフランスなどの現地から仕入れた小麦粉や塩を使用しています。パンの魅力を最大限に引き出すための手間を惜しみません。

「その国の特徴を活かした製法で作っています。最近流行っているキャッチーなパンも取り入れながらも、昔から伝わるパンの良さも残しています。時代に置いていかれないためにも勉強、勉強、勉強…です。」と話す、製造担当の浩司さん。

アンテナをめぐらせて

ショーケースは2020年、コロナ禍のオープンで設置を決意

ショーケースは2020年、コロナ禍のオープンで設置を決意

SNSをチェックするだけでなく、実際に県外のお店に出向き、パンの情報やトレンドをキャッチすることを欠かさない藤永さん夫婦。食感や好まれる味の傾向は年々変わっていくといいます。「ふわりのぱんLabo」は自宅兼店舗となっているため、仕事とプライベートの切り替えもお店を続けていく上で大切にしているとのこと。

「休みの日は美味しいものを求めて外に出かけてます。長崎はシュガーロードの歴史があるからなのか、甘めの味付けが人気です。ニーズとのバランスは難しいですね…。昔から愛されている素朴なパンも深くて美味しいですよ。」

香織さんは、ショーケースに並べられたパンの説明を行うだけではなく、「暑かったでしょう?この後はおでかけですか?」と、お客様の状況に合わせた声掛けをしながら、訪れるお客様一人一人に向き合います。パンの香ばしい香りを求めて訪れる人々は、お腹を満たすためだけではなく、ちょっとした会話で心も満たされるようです。

佐世保に長年愛されるお店を目指して

もともとは、浩司さんのお父様が約30年間スーパー内の一角でパン屋を営んでいました。
バトンを引き継ぐタイミングで、日常で親しまれるパンだけではなく、こだわりも追求したものを作りたいとの想いで、2020年に現在の日野町に新しくお店をオープンしました。

「物価高騰などいろんなニュースがありますが…佐世保の人たちに美味しいと思ってもらえるように、品質は落とさず頑張っていきたいですね。」

藤永さん夫婦の温かい人柄で“ふわり”とパンの香りに包み込まれる店内。
パンへの熱い追求心と、お店に訪れる人々への固い想いが佐世保の人々に親しまれる理由かもしれません。


ふわりのぱんLabo

電話:0956-59-8328 
住所:長崎県佐世保市日野町862-59
アクセス:西肥バス「日野中央」より徒歩3分
SNS:https://www.instagram.com/fuwarinopan/

*営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンク先にてご確認ください。