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2025.10.03
夏の日差しが和らぎ、秋の気配を感じるころに佐世保の街は鳴子の音に包まれます。毎年10月下旬になると開催される「YOSAKOIさせぼ祭り」。全国各地から踊り子が集まるこのお祭りは今年で27回目を迎え、熱狂に包まれる街の様子は佐世保の秋の風物詩となりました。
かつては小さな村だった佐世保は、旧海軍の鎮守府設置により村から市へ一気に発展した歴史を持つ街です。そのため、様々な土地からの文化や人が集まり、受け入れ、そして独自の文化として発展してきたものが多くあります。
メイン会場「名切お祭り広場会場
郊外の大型商業施設進出を契機として、中心市街地活性化の動きが高まっていた1997年。さまざまな職業や、幅広い世代で集まった有志で月に1度の朝食会に集まり、自由に想いを語る中、まちおこしのひとつとして紹介されたのが“YOSAKOI”でした。
今年のYOSAKOIソーラン祭り視察の様子
すぐに40人ほどで北海道の「YOSAKOIソーラン祭り」を視察。同年に開催された「させぼ祭り」で2チームがYOSAKOIスタイルの踊り連として参加したことから、佐世保のよさこい文化が誕生しました。
「街を盛り上げるコンテンツとしてよさこいは、誰でも参加ができる開放性と非日常が好きな佐世保の人の特性に合っているんだと思います。」と話すのは、 YOSAKOIさせぼ祭り第2代実行委員長の川尻章稔(かわじり・あきとし)さん。
川尻さんは佐世保のアーケード商店街「させぼ四ヶ町商店街協同組合」の理事長として、佐世保の街を盛り上げるための取り組みに従事しています。
実行委員会のみなさん
九十九島パールシーリゾート会場
「やっぱり感動があるからこそだと思います。北海道に行って感動して、佐世保にも同じ感動を伝えたいと思ったから実行委員会が立ち上がっていって…僕も色々なチームを見て、やっぱり感動しました。よさこいを通じて佐世保のファンを増やしていきたいです。」
そう話すのは 「YOSAKOIさせぼ祭り」の総務・広報・審査担当をする、副実行委員長の 川上 耕史(かわかみ・こうじ)さん。コロナ禍を乗り越えた近年は、若者の新たなチームの勢いが目立つといいます。
今や全国各地で開催される人気のよさこい祭り。「YOSAKOIさせぼ祭り」の特徴は、海上自衛隊 基地内の巨大な護衛艦の前で演舞する「海上自衛隊倉島岸壁会場」、西海国立公園・九十九島の絶景をバックに遊覧船も通る「九十九島パー ルシーリゾート会場」、夜の繁華街のド真ん中でスポットライトを浴び、踊る最大人気の会場「山県(やまがた)会場」など、港町の特徴を生かした会場が特徴です。
山県会場 の様子
様々な部門が用意された審査形式の存在も佐世保が熱気に包まれる理由の一つ。審査を希望するチームはルールに沿って、踊り子たちは鳴子を鳴らし、4分30秒以内に審査員たちにアピールをします。踊り、楽曲、衣装などの総合力や、観る人たちを圧倒させるもの、独自性の有無など様々な項目に沿って、一般公募を含めた審査員たちが踊り子の熱意を受け止めます。
フィナーレ(総踊り)の様子
2025年は10月17日の「YOSAKOIさせぼ祭りハウステンボスナイト」より、佐世保市内12ヶ所の会場で3日間開催されます。テーマは「漲る(みなぎる)」。
「今年はとにかくハウステンボスナイトが目玉です。だけど、毎年新しい企画が生まれているので3日間てんこもりです。ファイナルに残ったチームは勢いがあるので、その辺りを見ながら、どこか好きなチームを見つけていくのも面白いと思います。」と川上さん。
「ホテルリソル佐世保」からアーケードまでは徒歩約10分、メイン会場の「佐世保中央公園(名切お祭り広場会場)」までは徒歩約20分。暑さが残る季節でも移動がコンパクトなため3日間を思い切り楽しむことができます。
今年は全国から129チームが佐世保の街を鳴子の音と共に盛り上げていきます。
YOSAKOIさせぼ祭り実行委員会事務局
電話:0956-33-4351
会場:佐世保中央公園、ハウステンボス、佐世保駅前、他佐世保市内
HP:https://yosa.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/yosakoisasebo
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Instagram:https://www.instagram.com/yosakoi_sasebo/
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