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2024.06.22
日本の食生活に根付いたカレー。しかし近年、食に対して健康志向になり、カレーを食べたいけど胃もたれやカロリーを気にして敬遠してしまう方も。そんな人にも味わっていただきたいという想いから誕生した「香令屋(かれいや)」はカレー激戦区の町田に店を構えています。
町田の20年以上続く有名イタリアン「ルーチェ」のオーナーである下田さんが生み出した"毎日でも食べたい"カレーとお店へのこだわりに迫りました。
にぎやかな駅周辺を歩いていると現れる小さな看板。階段を上がり扉を開けると、静かでゆったりとした空間とスパイスや出汁の香りが広がります。
「女性1人でもゆったりと楽しんでいただきたい」と入りやすい雰囲気づくりにこだわった木のぬくもりを感じる店内には、おひとり様や家族連れの姿が。
下田さんは、もともとお子様連れでも楽しめるイタリアン「ルーチェ」を経営しており、飲食店の入れ替わりが激しい町田で、長年愛されていました。コロナ禍をきっかけに下田さんが挑戦したかった新業態としてテイクアウトを中心としたお店の営業をスタート。
「カレーはカロリーが高い、胃もたれするなど女性や高齢の方に敬遠されてしまうことも多いですが、さらっとしたルーで、ファストフード店のように女性1人でもゆっくりできる場所だったら気軽に来て楽しんでいただけると思い、開店に向けてクラウドファウンディングを募りました。」
常連さんのご支援もあり、目標よりも大幅に達成して「香令屋」が始まりました。今もイタリアン時代のお客様が来店されることが多いそうで、空間だけでなく、常連さんの想いも詰まった人の温かさを感じるお店です。
ビーフカレー 梅干しとのりトッピング
さらっとしたルーの秘密は出汁にあります。
「様々なカレーや食材を全国各地食べ歩き、どれも美味しいと思いましたが、小麦粉が使用されていて年のせいもあり胃もたれする感じがしました。オリジナリティを出せるものはないかと試行錯誤して、どろっとしておらずルーがご飯に合うカレーうどんからヒントを得ました」と下田さん。
鰹節や昆布で出汁を取った味噌汁のような、ホッとできるものを目指し試行錯誤した末、油脂や小麦粉をまったく使わない、無添加の出汁カレーが誕生しました。
さらに、自分好みにカスタマイズができるのも香令屋の魅力。6種類のカレー×7種類のトッピングだけでなく、辛さやご飯の量やセットといった組み合わせも無限大です。
下田さんのおすすめは、梅干しとのりの和風トッピング。ご飯と梅干しとのりは、日本人が昔から馴染みのある好きな組み合わせ。カレーには珍しいですが、ぜひ試してみてほしいとのことです。
今回は、コクのあるブラウンソースのビーフカレーにおすすめの梅干しとのりをトッピングしていただきました。自分だけの美味しい組み合わせを探求するため何度でも訪れたくなります。
ビーフカレー
「ご年配の常連さんからの『毎日食べたい』という言葉が何よりも嬉しいです。もっと女性の方にも来ていただくために、今後フランチャイズ化も検討しています。ふらっと来ていただける場所としてゆったりできる空間作りにも力を入れていきたいです」
「新しいものを作って受け入れられるのは嬉しい。」と微笑む下田さん。トレーのせたアンケートからお客様の声も積極的に取り入れており、変化を惜しまないメニュー作りを続けています。
「サイドメニューやトッピングメニューを増やしたり、あいがけカレーにできるようソースも追加できるようにしています。今後もぜひご期待ください」と下田さんは力強く語ってくださいました。
お味噌汁のように毎日食べてもらいたい唯一無二のカレーは、町田で過ごすほっと一息できるひとときと「食」の楽しみを届けてくれます。
香令屋
電話番号:042-707-6157
住所:東京都町田市原町田6-7-14 3階
アクセス:小田急線町田駅より徒歩約4分/JR横浜線町田駅(北口)より徒歩約4分
公式HP:https://kareeya-curry.square.site/
SNS:https://www.instagram.com/careeya_curry/
※営業時間や定休日についての詳細は、上記リンク先にてご確認ください。