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2026.02.10

町田駅前からバスに揺られること約20分。自然豊かな薬師池公園があるエリアに「町田リス園」はあります。放飼場で飼育される約200匹のタイワンリスをはじめ、ウサギやモルモット、カメ、インコなどの小さな生き物が暮らす動物園です。
開園から37年を数える「町田リス園」は、障害者総合支援法にもとづく「就労継続支援B型施設」。開園当時、福祉に力を入れていた当時の町田市長が「障がいのある方が働ける場をつくろう」と、東京都の伊豆大島にかつて存在した「リス村」の全面協力を受けて開園しました。
「動物の飼育専門スタッフと、利用者(障がいのある方)さんが協力しながら、接客や清掃、エサの袋詰め、販売、放飼場の出入口の開閉など、日々さまざまな作業をしています。」
そう語るのは、園長の谷博夫(たに ひろお)さんです。

2024年に園長に就任した谷博夫さん

マイペースに暮らす姿がかわいらしいタイワンリス
「町田リス園」の魅力は、なんといってもタイワンリス。専用の入口からネットで囲われた広い放飼場の中に入ると、約200匹のリスたちがのびのび暮らす姿を間近で見ることができます。
餌をあげるための手袋を受け取り、手袋をはめてひまわりの種を片手に巣箱へ近づくと、お腹を空かせ次々とやってくるリスたち。小さな両足で種を抱えもぐもぐとかじる姿に、思わず「かわいい。」と声が漏れます。
巣箱で重なり合って日向ぼっこをしていたり、「ゲコゲコ」という意外な鳴き声が聞けたりと、動物との距離が近い「町田リス園」ならではの発見と癒やしがあります。

ワークショップでお客さんが手作りした巣箱が並ぶ放飼場
「最近は夏の猛暑もあり、動物たちのケアには特に気をつけています。動物たちを“商品”ではなく “命”として尊重することは、何より大切にしている部分です。」と谷さんは語ります。
「来園者に楽しんでもらうのはもちろんですが、ここで働くスタッフにとっても楽しい場所であってほしい。動物の命を大切にしながら、利用者さん自身もやりがいを感じられる環境を守りたいと思っています。」

『発見!! リスのひみつのお食事会』の様子
そして、谷さんがもう一つ大切にしているのが、誰もが意見やアイデアを出しやすい雰囲気づくりです。その取り組みから、他の動物園にはないユニークなイベントも生まれています。
「先日は、利用者さんの発案で『発見!! リスのひみつのお食事会』というイベントを行いました。利用者さんがシェフに扮し、旬の果物や木の実を使って特別なメニューを提供したんです。いつもと違う食材に、リスたちの表情や食べ方も変わり、とても好評でした。」
日々動物と向き合う利用者さんならではの視点が、「町田リス園」の親しみやすい雰囲気を支えているようです。

「町田リス園」は、年間来園者数10万人を超える人気スポット。地元民はもちろん、北海道から沖縄まで全国から訪れる人が後を絶ちません。町田周辺の幼稚園や学校の団体利用、課外学習に加え、近年は海外からの来園者も増えているといいます。
園内は一通り見終えるのに1〜2時間ほどのちょうどよい広さ。周囲を木々に囲まれた空間に癒された結果、開園当時から3世代で通うようになったリピーターの方も多いそうです。
「この数十年で町田は人口も町並みも大きく変わりました。そのなかでも『町田リス園』は、変わらずのんびりと、訪れる人をほっと和ませる場所であり続けたいと思っています。」
小さな命と、それを支える人たちのあたたかさが感じられる「町田リス園」。忙しい日常のなかでほっと肩の力を抜ける、ぬくもりの空間がここにはあります。
町田リス園
電話:042-734-1001
住所:東京都町田市薬師台1-733-1
アクセス:小田急町田駅北口21番バス乗り場より「本町田経由野津田車庫行(55系統)」または「鶴川駅行(53系統)」に乗車し、約20分。「薬師池」にて下車
*車の場合は、隣接する薬師池公園の駐車場を利用可。
HP: https://www.machida-risuen.com/index.html
SNS: https://www.instagram.com/machidarisuen_official/
*営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンク先からご確認ください。