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2025.04.15
岡崎市は、愛知県中部に位置する中枢中核都市の一つであり、名古屋駅からは名鉄特急で約30分、車でも約30分と好アクセスで、観光や生活拠点としても最適な都市です。徳川家康の生誕地として知られ、歴史と文化が息づく町として知られています。ここ岡崎エリアを中心に愛知県各所で移動販売カフェを営む内田真太郎(うちだ・しんたろう)さんは、このエリアの人々の落ち着ける場所を10年以上営んでおり、可愛いイラストが特徴のカプチーノも多くの人に愛されています。
イベントがない時は、岡崎市のヴィレッジヴァンガードの駐車場が拠点
もともと喫茶店で働いていた内田さん。「いつか自分の店を持ちたい」と、漠然と考えていたと当時を振り返ります。そんな折、現在も拠点としている岡崎市のヴィレッジヴァンガードで、「カフェを始めてみませんか?」という趣旨の本を手に取りました。ページをめくるうちに、車でカフェを営む人の姿が紹介されているのを見つけ、「こんな方法もあるのか」と、新たな可能性を感じたのだそうです。
当時、キッチンカーでのカフェ営業はまだ珍しく、試行錯誤の連続でした。しかし、幸いにも内田さんは岡崎・名古屋・豊田の移動販売カフェの常連であったことから、店主たちに相談しながら少しずつ理想の形を整えていくことができました。そして、多くのキッチンカーが原色で彩られるなか、自身が愛する雑貨屋のサックスブルーを基調に、淡いパステルカラーで車をペイント。その洗練された色合いは、多くの人の目を引き、やがて愛知県のキッチンカー文化を牽引する存在となっていきます。
「オシャレで目を引く、でもどこか温かみがある」そう語る常連客の言葉には、内田さんのこだわりと、キッチンカーを通じて広がった人とのつながりと新たな文化の息吹が感じられます。
当初、出店場所を確保するのに苦労したと語る内田さん。そんななか、現在も拠点としている岡崎市のヴィレッジヴァンガードの駐車場の一角を借りることができ、こうして「Going Cafe」が静かに幕を開けました。
2〜3年が経つ頃には、イベントへの出店も増え、活動の幅が広がっていきます。「ここにいると、いろんな人に声をかけてもらえるんです」と内田さん。15年にわたり続いてきた「Going Cafe」は、人とのつながりがあってこそ生まれる場所だと、内田さんは穏やかな笑顔で語ります。「人の話を聞くのが好きなんですよ」そう話す内田さんは、各地での出店を続けながらも、今も変わらずヴィレッジヴァンガードでの営業を大切にしています。ここには、コアな常連客がそれぞれのタイミングで訪れ、日常の一コマを共有する場所になっています。ここで出会って結婚した人がいたり、人生相談をする人、何気ない雑談を楽しむ人、初めて訪れた人同士が自然と会話を交わしたり、気負わず、ふと立ち寄れる、そんな温かな空間が広がっています。
可愛いイラストが特徴のカプチーノ
「Going Cafe」は、ただコーヒーを提供する場所ではなく、人と人とが自然に出会い、つながるきっかけを生み出してきました。
常連客が友人を連れて訪れたり、偶然居合わせた人同士が会話を交わしたり、その場で生まれるつながりが、やがて新たなコミュニティを形作っていきます。ここでの出会いがきっかけとなり、イベントが企画されるなど、思いがけないコラボレーションが生まれることもあるのだとか。 「goingさんのもとには、いつもさまざまな人が集まってくるんです」と、常連客は嬉しそうに語ります。内田さんの温かな人柄と様々な人を受け入れる懐の深さが、人と人とを自然につなぎ、気づけば広い人脈を築いてきたのかもしれません。
「Going Cafe」は、移動販売という自由なスタイルを通じて、日常のなかに小さな出会いと温かいつながりをもたらす、そんな特別な場所であり続けています。
移動販売カフェ Going Cafe を営む内田真太郎(うちだ・しんたろう)さん
Going Cafe
住所:岡崎市洞町字西丸根1-3(ヴィレッジヴァンガード 岡崎店 駐車場)
Instgram:https://www.instagram.com/going.cafe/
HP: http://blog.livedoor.jp/goingcafe/
*営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンク先にてご確認ください。