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2024.08.30

先代の想いを受け継ぎ、多くの人に愛される場所へ

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先代の想いを受け継ぎ、多くの人に愛される場所へ

愛知県日進市本郷にある神社「白山宮」。里山や田んぼや畑、川やため池の水辺など、自然がたくさんあり、のどかな街並みが広がる日進市は、隣接する名古屋市や豊田市へのアクセスも便利な暮らしやすいエリアです。

大通りから見た白山宮

大通りから見た白山宮

大通り沿いからも目立つ緑に囲まれたこの神社は、歴史ある神社として今日まで受け継がれ、地元の人だけではなく、全国からも多くの参拝者が訪れます。

古い時代愛知郡は、名古屋市の一部から瀬戸市に及ぶ広範囲であり、この地域の総鎮守の神と崇められていた神社で、万物を括り結び合わせるという「結びの神様」菊理姫命(くくりひめのみこと)を主祭神に、たくさんの神が祀られています。

正面からは見ることのできない本殿

正面からは見ることのできない本殿

受け継がれる先代の想い

足王社(あしおうしゃ)のモダンな設計と統一感のある斎館の外観

足王社(あしおうしゃ)のモダンな設計と統一感のある斎館の外観

約1万坪(サッカー場約4面分)にも及ぶ緑豊かな社地を有する境内には、多くの神々が祀られています。特に足腰を守る神として有名な足名椎神(あしなづちのかみ)を祀る足王社(あしおうしゃ)は、モダンな建築の社殿が目を引き、話題となっています。

モダンな建築の社殿が目を引く足王社(あしおうしゃ)

モダンな建築の社殿が目を引く足王社(あしおうしゃ)

日進市には飯田裏街道と呼ばれる街道があり、「足名椎神(あしなづちのかみ)」をお祀りする“ほこら”がありました。そこでは、商人や旅人が道中の足の安全を祈願していたと言われています。時代の流れと共に、街道の人通りが減り、終戦前後に白山宮に勧請したのが起源とされています。「先代が1人でも多くの人に神様のご利益をと願っていた。」と、宮司の加藤知史さんは語ってくれました。

斎館から見える中庭の風景

斎館から見える中庭の風景

先代の想いを受け継ぎ、車椅子の方も参拝できるようにと、1996年(平成8年)に境内のバリアフリー化事業の際に足王社の原型ができ、2016年(平成28年)、若い人にも足を運んでほしいという想いから、現在のモダンな建築の社殿が出来上がります。

また、2002年(平成14年)の日韓共催サッカーワールドカップ開催の年に、足の御守としてサッカー日本代表チームエンブレムを織り込んだ御守りと絵馬を授与し始めたことから、多くのサポーターが訪れるようになり、「サッカー神社」として広く知られるようになりました。現在では、プロスポーツ選手をはじめ、スポーツに励む多くの人々が参拝に訪れる神社となっています。

野球、サッカー、バレー、バスケ、各種目の必勝祈願絵馬も人気

野球、サッカー、バレー、バスケ、各種目の必勝祈願絵馬も人気

「足王社(あしおうしゃ)」の設計のこだわり

木の隙間から光が差し込む設計が美しい

木の隙間から光が差し込む設計が美しい

足王社の設計では、社殿の基本軸を南北に配置しながらも、参拝者がたどる道筋は直線的でなく、回遊的で多様なものになっています。社殿は細い木々を組み合わせて作られ、木の隙間から差し込む光や吹き抜ける風が、参拝者を自然と礼拝へと導きます。

「痛みとり石」を手でさすり、患部を撫でると痛みがとれたとの言い伝えがのこる伝説の石

「痛みとり石」を手でさすり、患部を撫でると痛みがとれたとの言い伝えがのこる伝説の石

御神体の背後には、光と木々の柔らかな曲線に包まれた「洞の参道」が広がり、参拝者はその道を進み、痛みとり石に触れることで、杜との一体感を感じながら帰途に就くことができます。この社殿は、神様を遠くから拝むのではなく、身近に感じ、触れ合い、再び歩み出すという体験を空間として表現しています。「完成後、社殿を上から見ると偶然にもわらじの形に見えることがわかった。」と宮司の加藤さんは語ってくれました。

多くの人に門戸の開かれた場所

縁結び社もあり、縁結びの御神木「連理木」の近くにはハートの絵馬もある

縁結び社もあり、縁結びの御神木「連理木」の近くにはハートの絵馬もある

白山宮は、まるで神様の導きのように、様々な偶然が重なり、意図していない展開も含めて、地元だけでなく全国から多くの人々が訪れる場所となりました。足王社のある白山宮は先代の想いを受け継ぎ、多くの人に門戸が開かれた神社として、これからも多くの人々に愛され、癒しを与える場所であり続けるでしょう。

縁結びの御神木「連理木」

縁結びの御神木「連理木」


神社名:白山宮

住所:〒470-0121 日進市本郷町宮下519番地

アクセス:

◎地下鉄鶴舞線「赤池」駅で名鉄バスに乗り換え、「白山」バス停下車、徒歩約2分

◎地下鉄東山線「星ヶ丘」駅で名鉄バスに乗り換え、「岩崎御嶽口」下車、徒歩約10分、タクシーで約15分

◎名鉄豊田線「日進」駅より徒歩約25分、タクシーで約5分

HP:https://www.hakusangu.org/

*詳細は、上記のリンク先にてご確認ください。