さまざまな人の情熱と愛情が詰まった街、秋葉原。

街はいつも活気に溢れ、旅の目的地として多くの人が訪れます。しかし、ときには街の喧騒から離れ、ゆっくり過ごしたい時もあるのではないでしょうか？

そんな時は秋葉原駅から徒歩6分ほどにあるカフェ「KIELO COFFEE」がおすすめです。お店では豆からこだわったコーヒーを、北欧スタイルの洗練された空間で楽しめます。

今回は店舗を取材し、代表の吉池さんにお話を伺いました。コーヒーのこだわりやおすすめの飲み方、お店に込めた想いまで、KIELO COFFEEの魅力をご紹介します。

フィンランドでの体験から生まれた「アキバっぽくない」カフェ

お店のドアを開けると、鮮やかな秋葉原の風景から一変、白と木材を基調としたシンプルで落ち着いた空間が広がります。

写真提供：KIELO COFFEEさま

 心地よい店内の秘密はお店の原点である北欧にあります。KIELO COFFEEは吉池さんのフィンランドでの体験がきっかけで誕生しました。

吉池さんは旅行でフィンランドを訪れた時、心の余裕があり、今を大切にするフィンランド人の生き方に魅力を感じたそうです。そして、彼らがコーヒーブレイクを1日の間に何度も取ることが、彼らの在り方を支えるヒントではないかと気づきます。コーヒーブレイクとは、何もせずただコーヒーを飲む時間のこと。いわゆる余白の時間です。

日本では多くの人が常に何かに追われ、忙しい日々を送っています。日本で”コーヒーブレイク”を届けることで、人々が心の余裕を取り戻すきっかけになってほしい。そんな想いから、吉池さんはKIELO COFFEEをオープンしました。

お客様からは「いい意味で、アキバらしくなくていいね」と褒めていただくこともあるそう。アキバらしくない落ち着いた雰囲気だからこそ、お客様が余白の時間を求め、お店を訪れています。

香り高く飲みやすい。でも背景は奥深いコーヒー

 KIELO COFFEEでぜひお勧めしたいのがドリップコーヒーです。KIELO COFFEEの焙煎は日本の大会で４位を獲得しており、日本トップクラスの技術を誇ります。コーヒーは浅煎りで苦味が少なく、飲みやすいことが特徴です。

コーヒーが苦手な方はエスプレッソにミルクを合わせた「フラットホワイト」がおすすめ。香りが凝縮されたエスプレッソに、やわらかなミルクが合わさり、コーヒーのイメージを覆す１杯です。

またコーヒー豆は産地の個性が際立つ品種が揃っています。吉池さんは産地や生産背景を丁寧に把握し、ユニークな背景や個性がある豆を仕入れているそうです。

店頭では世界の品評会で１位を獲得したコーヒー豆や、フルーツと一緒につけ込み独特な味わいが楽しめる豆、積極的に環境問題に取り組んでいる農園が作った豆など、個性的な背景を持つ商品を楽しめます。

１杯のコーヒーから「つながり」を感じられるカフェ

吉池さんはKIELO COFFEEを通して、「ありのままの姿で居られる場所と独りではないと思える時間を提供したい」と話します。

吉池さんの言葉通り、店内には誰でも温かく迎える空気で満ちています。スタッフさんがお客さんへ「どこからいらっしゃったんですか？」「このコーヒーの特徴は…」と楽しそうに話す姿が印象的でした。

何もせずとも、自分が在ることを受け入れてくれる場所を届けたい。KIELO COFFEEはそんな温かい想いとともに、多くの人にコーヒーブレイクを届けています。

店舗名：KIELO COFFEE
住所：東京都台東区台東1-29-4第一共和ビル1F
アクセス：秋葉原駅から徒歩6分
公式HP／SNS
HP：https://www.kielocoffee.com/
SNS：https://www.instagram.com/kielocoffee/
*営業時間や定休日についての詳細は上記のリンク先にてご確認ください。