2024.05.01
EVENTS
毎年ゴールデンウィークに開催される「博多どんたく港まつり」。お祭りを通じて地域が発展することを目指して「福岡市民の祭り振興会」によって運営されており、市民や観光客に大人気のイベントです。
5月3、4日に開催され、5月2日には前夜祭も行われます。今回は注目の催し物であるパレ―ドもより一層見応えが増している「博多どんたく港まつり」の魅力をお伝えしていきます。
「博多どんたく港まつり」は福岡市内で開催されるお祭りで、今からおよそ840年前に始まった伝統的な民俗行事『博多松囃子(まつばやし)』を起源としています。昭和37年からは福岡市民のお祝いごととして親しまれ、今年で63回目を迎えます。
今日では国内外から200万人以上の人出で賑わう日本有数のお祭りとなっており、昨年は新型コロナが5類へと移行しコロナ禍前と同様の規模での開催となりました。
2024年の合言葉は『届け!祭りの笑顔と元気!!』で、以下のような催しを楽しむことができます。本記事では「博多松囃子」「どんたく広場パレード」「演舞台」についてご紹介します。
国重要無形民俗文化財の「博多松ばやし」は三福神(福神・恵比須・大黒)と稚児の四つの流れを形成して市中をまわり、パレードの幕開けを飾ります。唐うちわを持ち馬に乗る福神、仲睦まじい夫婦恵比須、打ち出の小ヅチや米俵を携えた大黒、ツヅミに合わせ優雅に舞う稚児の姿を観ることができます。
どんたく広場パレードは明治通りに沿って、博多から天神方面まで伸びる大迫力のパレードです。どんたく隊が様々な衣装に身を包み、趣向を凝らしたパフォーマンスを披露します。特に今年は観光桟敷席が5年ぶりに設置され、特等席からパレードをご覧いただくこともできます。
ホテルリソルトリニティ博多はこの大動脈の目の前に位置しており、徒歩すぐに大行進を楽しむことができます。
個性あふれる多彩な“どんたく隊”が、市内各所に設置された「演舞台」でパフォーマンスを披露します。福岡市役所前に設置される本舞台を筆頭に、天神地下街や博多駅前など40近くの舞台が用意されています。
ホテルリソルトリニティ博多からは「博多川水上本舞台」が1番近く、川端ぜんざい広場から博多川をまたいで中州3丁目側まで徒歩で行くことができます。博多川水上本舞台はどんたく名物としても恒例になっており、初夏の川風に吹かれながら博多川端の水上舞台を楽しむことができます。
今年のサブタイトルは、「届け!祭りの笑顔と元気!!」です。参加者だけでなく、観覧者も笑顔にするような伝統の祭であるどんたくの魅力を表現すると同時に、能登半島地震で被災した方々に向けて福岡から元気を発信したいという思いも込められています。
今年の見どころとしては、5年ぶりに設置する「観光桟敷席」から素晴らしいパレードを特等席で観覧いただけることや、国内外から個性あふれる多彩な「どんたく隊」が参加し、明治通りでのパレードや市内各所に設置された演舞台でパフォーマンスも披露されます。海外からは昨年に続きベトナム、ミャンマー、ネパール、モンゴル、台湾に加え、5年ぶりにマレーシアの方々もパレードに参加します。
「アジアを代表する祭り」を目指し、国内外のより多くのお客さまが楽しめる国際色豊かなお祭りにしたいと願いが込められています。
『祭りがあるけん博多たい!今年は5年ぶりに「観光桟敷席」を設置いたしますので、素晴らしいパレードを特等席にて観覧し、大いに楽しんでいただけると嬉しいです。5月4日のフィナーレには、どなたもが参加できる「総おどり」があります。皆さまには自由にご参加いただき、伝統の博多どんたくの閉幕を盛り上げていただければ幸いです。
また福岡市では、世界的にインバウンドが急速に回復する状況において、西日本と九州が一体となり各地域の魅力の発信やプロモーションに取り組む「西のゴールデンルート」に参加しています。九州の玄関口である福岡市により多くのお客さまにお越しいただき、福岡が誇る伝統的なお祭りや九州の魅力的な観光を堪能していただきたいと願っています。』
福岡市民の祭り振興会
電話番号:092-441-1118
住所:福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目9-28(福岡商工会議所6F地域振興部内)
HP:https://www.dontaku.fukunet.or.jp/
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