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2025.09.20

京都で生み出す「オリジナル日本酒」ー知識と感性が深まるブレンド体験

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京都で生み出す「オリジナル日本酒」ー知識と感性が深まるブレンド体験

日本酒は、約2000年前の弥生時代から日本人に愛されてきたお酒の一つです。現代では世界的にも日本酒の評価は高まっており、2024年には日本酒を含む「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。

日本酒文化を古くから支えてきた京都は、日本三大酒処(さけどころ)の一つ「伏見(ふしみ)」を抱える、良質な水に恵まれた土地です。その昔「伏水(ふしみず)」と称されたほどの豊かな地下水で造られる日本酒は、京料理の味わいをそっと引き立てる酒として地元の人々に親しまれてきました。

古民家を改装した少人数制のプライベート空間

古民家を改装した少人数制のプライベート空間

そんな京都の街に、新しい日本酒の楽しみ方を提案する施設が2025年1月にオープン。「ホテルリソルトリニティ京都」より徒歩5分の場所にある「My Sake World 御池(おいけ)別邸」です。

ここでは、全国各地から集められた日本酒を試飲し、好みに合わせてブレンドをすることで“自分だけの日本酒「My Sake」” を創る体験ができます。日本酒の学びを深めながら、異なる味や香り、舌ざわりにじっくりと向き合える贅沢な時間です。

「My Sake World」は、日本酒を“飲む”だけではなく“創る”行為を通じて、酒造りが育んできた文化や造り手の想いに触れられる場所。この場所で過ごすひとときは、訪れる方それぞれにとって新しい発見と余韻をもたらしてくれます。

静けさの中で探す、自分だけの味わい

フリップを見ながら日本酒の基本を、一つひとつ学ぶことができる

フリップを見ながら日本酒の基本を、一つひとつ学ぶことができる

日本酒創り体験の始まりは、穏やかな空間で行われる丁寧なレクチャーから。日本酒の原料となる米や水、醸造の流れ、純米や吟醸などの種類について、飲むだけではなかなか気づくことのできない背景に触れていきます。知識が少しずつ積み重なるにつれ、原料や醸造方法による香りや味わいの違いといった日本酒の奥深さを感じることができます。

次に待つのは、京都のお酒を含む全国各地の日本酒のテイスティング。小さなグラスに注がれている12種の日本酒は、吟醸や純米といった定番のものから、果実のように香り立つ華やかなものまでさまざまです。

グラスごとに立ち上がる香りや、舌の上に広がる味わいの違いに、自然と意識が研ぎ澄まされていく。手元の「Recipe sheet」に思いつくまま感想を書き留め、自分だけのオリジナルレシピを作っていきます。

ビーカーやメスシリンダーを用いて、2〜4種類の日本酒をブレンドする様子

ビーカーやメスシリンダーを用いて、2〜4種類の日本酒をブレンドする様子

そして、いよいよブレンドの時間。その作業は、理科の実験にも似たワクワクを感じさせてくれるもの。2回の試作を経て“自身の五感を頼りに生まれる1杯”は、まるで自分の感性を映し出す作品のよう。

6名限定の静かな空間で日本酒を創り出す体験は、自分の中の“好き”を丁寧に掘り下げていく特別な時間です。

日本酒文化を未来へ繋ぐ挑戦

烏丸御池(からすまおいけ)の街並みに溶け込む、古民家を思わせる外観

烏丸御池(からすまおいけ)の街並みに溶け込む、古民家を思わせる外観

日本酒は古くから親しまれてきた一方で、国内消費量は減少傾向にあります。その現状を変えるべく挑戦を始めたのが、「My Sake World」を運営する「株式会社リーフ・パブリケーションズ」です。

同社は1996(平成8)年に京都や滋賀の魅力を届けるタウン誌「Leaf」を創刊。その中で日本酒イベントを企画したことを機に地元の酒蔵と繋がり、日本酒のブレンドに挑むこととなりました。

京都の酒蔵である増田德兵衛商店「月の桂」、北川本家「富翁(とみおう)」、松井酒造「神蔵(かぐら)」の3蔵と、コラボレーション日本酒「Assemblage Club(アッサンブラージュ クラブ)」を開発。この試みが、 Sake Worldプロデューサーの上山賢司(うえやま けんし)さんに “実験のように手を動かしながら新たな味わいを生み出す楽しさ”をもたらしました。

そうして完成した1杯に驚きや喜びを感じた体験が「日本酒をもっと身近に、自由に楽しんでもらいたい。」という強い思いに繋がったのです。

日本で唯一の貴重な体験

 「My Sake World」の魅力を発信し続ける編集長の井口さん

「My Sake World」の魅力を発信し続ける編集長の井口さん

「蔵ごとの個性を尊重されてきた日本酒をブレンドすることに対して、最初は批判的な声が上がるのではないかと想像していました。」と、Sake World事業部の編集長である井口卓哉(いぐち たくや)さんは振り返ります。

そんな思いを抱えながら、「My Sake World」の立ち上げにあたり多くの酒蔵へ声をかけたところ、予想に反して返ってきたのは「面白いね」「日本酒の世界が広がる」といった温かな応援の声でした。

日本酒の世界において、複数の銘柄をブレンドする提案はまさに未知の挑戦。それでも、新たな美味しさを生み出し、より多くの人に日本酒の魅力を届けたいという想いに、ほとんどの酒蔵が賛同したのです。

ブレンドを終え完成した一杯は、その場でゆっくり味わえる

ブレンドを終え完成した一杯は、その場でゆっくり味わえる

現在の日本でお酒を造ることができるのは、酒造免許を持つ方のみ。酒蔵に依頼をすること自体は可能なものの、大口ではないと注文することができない現実があるそうです。

だからこそ、このブレンド体験には特別な価値があります。小さなグラスを前に自らの五感で確かめながら創り上げる1杯が、世界に一つだけの「My Sake」となるー。

「お酒が苦手な方でも楽しめるように設計しているので、難しいことは抜きにして一度体験してみてほしいです。」井口さんの言葉が、その貴重なひとときへと誘います。

旅の余韻を深める、自分だけの味わい

旅先で手ぶらのまま楽しめるよう作った日本酒は、約2週間後に自宅に届く

旅先で手ぶらのまま楽しめるよう作った日本酒は、約2週間後に自宅に届く

「My Sake World」の体験は、“その場” だけでは終わりません。後日自宅に届く箱を開けた瞬間に、京都で過ごした時間が鮮やかによみがえります。

さらに、完成した“オリジナル日本酒”のレシピは、デジタルデータとして受領できるのも魅力の一つ。体験当日に手渡される「ブレンダー認定カード」を使うことで、後日1本単位で購入することも可能なため、誕生日や家族の集まりなどの特別な場で、自分が生み出した味わいを分かち合うことができます。

「My Sake World」のコンセプトは「もっと日本酒を好きになる場所」。

飲むだけではなく、学び、試し、創る。その体験は、日本酒をこれまで以上に身近で特別な存在へと変えてくれるはずです。


My Sake World 御池別邸 
電話:075-600-9226 
住所:京都府京都市中京区姉小路通富小路東入る福長町123 
アクセス:京都市営地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」、東西線「京都市役所前駅」から徒歩8分 
HP:https://sakeworld.jp/special/2411-kyoto-mysakeworld-oike/
SNS:https://www.instagram.com/mysakeworld/ 

*営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンクからご確認ください。