この島が沖縄と呼ばれるようになる以前、
そこには琉球王国という一つの国がありました。
アジア屈指の交易拠点として、
那覇港を拠点に中国や朝鮮、
東南アジアなどのアジア諸国はもちろん、
日本とも貿易を行っていた琉球王国。
そうした歴史を紐解けば、
多様な文化、価値観が混じり合って生まれた
沖縄独自のチャンプルー文化(ミックスカルチャー)も、
ごくごく自然なもののように感じます。
そんな那覇港の近く、
旭橋に位置するホテルリソルトリニティ那覇は、
琉球王国の名残を現代へと伝えながら
南西諸島への航路を拓く旅の拠点。
旅人を迎え入れ守る、ハベル(蝶)、
そして、旅人を空の世界へと誘う、アーケージュー(とんぼ)。
この二つのモチーフをシンボルとし
クラシックとモダン、そして琉球の香りをほのかに残す
大人のための洗練された空間は、
静かに、しかし確実に、
この旅が特別なものになることを
旅人たちに予感させてくれるはず。
海に意識が向きがちな沖縄にありながら、
ホテルリソルトリニティ那覇が思いをはせるのは、
海よりももっと大きくひろがる、空。
ハベルのようにひらひらと、
アーケージューのようにすいすいと。
旅人たちはこの場所で
束の間の逃避行を楽しんだのち、
再び自由と未知を求める旅へと
飛び立っていくのです。