2024.02.01
NEIGHBORS
「アクティブに観光するのも楽しいけれど、のんびり過ごす時間もほしい」
旅行中、ふとそう感じたことはありませんか?沖縄の空気を感じながら、気になる本を読んでみる。仕事をしてみる。SNSを更新してみる。そんな、「自分の時間」に浸れるカフェを紹介します。
“大人のための食堂"
そんなテーマがしっくりくる、ジャズが流れるシックな雰囲気の店内。那覇のメインストリート、国際通りの喧騒から離れた港の見える場所に「BLUE BOOKS cafe(ブルーブックスカフェ)OKINAWA」はあります。
「BLUE BOOKS cafe OKINAWAは、2022年4月にホテルリソルトリニティ那覇の1階にオープンしました。リゾート感と落ち着いた雰囲気を感じられるカフェで、その空気を気に入ってくださっているのか、朝から晩までここで過ごす方もいます」
そう話すのは店長の仲松大輔さんです。BLUE BOOKS cafeを監修しているのは、ジャズクラブ「ブルーノート東京」で知られるブルーノート・ジャパン。同社が持つ様々なノウハウやこだわりが、BLUE BOOKS cafe OKINAWAに活かされているのだと仲松さんは教えてくれました。
「内装やインテリアを始め、音楽、書籍、アート、食器、そして音響設備や照明もブルーノートが監修しています」
<ゆっくり過ごせるよう、コンセントが使える席もあります。もちろんWi-Fiも完備>
<「自然」「食べもの」「暮らし」をテーマに厳選された400冊以上の書籍は、自由に閲覧可能。気に入ったものは購入もできます>
<店内に飾られているアートは、沖縄出身アーティストによって描かれたもの>
ジャズクラブを運営するブルーノートらしい、音や光など細部まで洗練された空間。あわせて、そこはかとなく感じる「沖縄」の空気は、店長の仲松さんが作り出しているのかもしれません。
「僕は生まれも育ちも沖縄で、高校卒業を機に上京。そこから約20年、青山や麻布のレストランで働いていました」
もともとは、東京でフレンチやイタリアンのシェフや商品開発として活躍していた仲松さん。新型コロナウイルスの流行をきっかけに、沖縄に戻ってきました。そこでBLUE BOOKS cafe OKINAWAと出会います。
「長年グランメゾンなレストランで働く中で、『料理だけじゃない』という思いが強くなっていったんです。レストランが美味しい食事を提供するのは当たり前。音楽や照明、インテリアといった食事を楽しむ空間も大切だ、と」
BLUE BOOKS cafeは、料理と同じくらい空間づくりを大事にしています。その点が、仲松さんの想いと共鳴したようです。ちなみに、食材の選定や季節のメニュー開発は沖縄出身の仲松さんがメインで行っています。
「野菜も肉も、県内で作られたものを活用しています。“旬"を大事にしているから、季節によって違う食材を楽しめますよ」
仲松さんに、沖縄を感じられるおすすめのメニューを伺いました。
「『大豆ミートと農園野菜のガーデンサラダ』はぜひ食べていただきたいです!そのとき沖縄で採れる“旬"の野菜を取り入れるので、時期によってまったく違うサラダになります」
<大豆ミートと農園野菜のガーデンサラダ>
「ドリンクのおすすめは、じっくり時間をかけて抽出した水出しのコーヒー。果実のような柔らかな香りと甘さでゴクゴク飲めるから、一年中暖かい沖縄にぴったりです」
<ブルーノート東京でも提供している、ou·bai·tou·riの豆を使った水出しコーヒー>
モノレール旭橋駅から徒歩3分と、アクセスは良好。でも、街の喧騒から離れられる静かで落ち着いた場所。旅の途中で一息つきたくなったら、ぜひBLUE BOOKS cafe OKINAWAに足を運んでみてください。
■店舗名 BLUE BOOKS cafe OKINAWA
■電話番号 098-975-9290
■住所 〒900-0029 沖縄県那覇市旭町7 ホテルリソルトリニティ那覇 1F
■アクセス 旭橋駅、那覇バスターミナルより徒歩3分
■公式HP:http://bluebookscafe.jp/okinawa/
■公式SNS:https://www.instagram.com/bbc_okinawa/
※営業時間や定休日についての詳細は上記のリンク先にてご確認ください。