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2025.05.28
NEIGHBORS
約200年前、葛飾北斎は浮世絵「琉球八景」に旭橋の美しい景観を描き込みました。中国、東南アジア、日本との交易の要衝として栄え、古くから人や情報が行き交い、心と心がつながりあう場所として知られてきた旭橋。その地に、新しい形の交流拠点が生まれています。旭橋駅から徒歩2分、沖縄セルラー電話株式会社が運営する「Coworking Space Mangrove(マングローブ) by 沖縄セルラーフォレストビル」です。
今回施設をご紹介いただきましたMangroveコンシェルジュの儀武豊(ぎぶゆたか)さん/写真右
オーナーである沖縄セルラー電話株式会社が、「未来のオフィス」として構想した沖縄セルラーフォレストビル。その中に、「Mangrove」はあります。
フォレストビルが位置するのは、久茂地川下流のちょうど海水と淡水が入り混じる場所。そしてマングローブは、海水と淡水が入り混じる沿岸に生息する植物群の総称です。沖縄でも見ることのできるこのマングローブは、日本だけでなく、アジア、東南アジア、中近東を中心に世界110か国に群生しています。さまざまなビジネス交流が、このコワーキングスペースで育ち、県内、日本、アジアなどのビジネス交流拠点としての懸け橋となっていってほしい。ビルの構想、立地、そして沖縄という土地。いろんな思いが重なって、「Mangrove」と名付けられました。
事実、「Mangrove」のある旭橋駅は、モノレールを使えば那覇空港までは約12分の場所にあります。そのため、沖縄の中でもホテルはもちろん、国内外の企業の支社なども多く、観光・ビジネスともに栄えています。
アジアで言えば台湾や香港、上海が近く、国内ではさまざまな地域からさまざまな人が集まる、まさに「交差点」と言える旭橋の街。そんな場所で、「Mangrove」は「これからの働き方」をカタチにし、沖縄で働く人たちを応援できる、居心地がよく交流も深まる空間を提供しています。
施設内は、その日の仕事内容に合わせて選べる席がたくさん
「Mangrove」では、利用者がその日の仕事に合わせて望ましい席を選べるよう、様々なタイプの席を用意しています。ソロワーク、グループワーク、遮音性に優れたWEBブース、会議室など、選択できる場の種類が豊富です。
「便利な立地や豊富な設備を理由に、県内だけでなく県外の方々、会社員やフリーランス、スタートアップの経営者など、多様な職業やニーズを持った方々がいらっしゃいます。まさに、『人々が交差する場所』になっているんですよ。」
また、Mangroveは個人で仕事をするためだけの空間ではなく、人と人とが交じり合うことができる場としても運用しています。共創イベントやセミナーの開催、会話を楽しみ合うランチ会といった、たくさんの企画も実施されているのです。
さらに施設内では沖縄の特産品やお土産を取り扱う通販サイト「沖縄CLIPマルシェ」の協力により、通販サイトにて取り扱い中の沖縄の特産品を販売。実際に手に取って楽しむことができます。
「沖縄CLIPマルシェ」の商品を置いたコーナー
気分転換に沖縄のお菓子を味わいながら仕事をしたり、空港でのお土産迷子になることなく、おススメの沖縄限定土産を購入したりできるので、県外から訪れた利用者にとても人気なのだそうです。
またカウンターでは、現地に詳しいコンシェルジュからのおススメ店の紹介もあります。
「県外から訪れた方からよく『ガイドブックに掲載されているお店は行き尽くしたから、地元民のみぞ知るようなお店を知りたい!』とお声をいただくので、近隣のお店などのマップのご用意や、Mangroveとコラボしている近隣のホテルを紹介しています」
沖縄を訪れた人たちに、施設の利用時間だけでなく、沖縄でのワークライフバランスを楽しんでいただきたい。そんな思いから、「Mangrove」では一日の過ごし方までコンシェルジュがおすすめしているのです。
「『こんな人と交流したい』『こんな場所に行きたい』と具体的な希望のある方も、ぜひコンシェルジュに声をかけてください!雑談しながらおすすめのお店を提案させていただくこともありますよ。」
このように、フレンドリーなコミュニケーションで会話してくれるコンシェルジュの存在が、県内外問わずリピーターを生み出す決め手になっているのかもしれません。
オープンスペースにある「コミュニケーション棚」
施設内には、名刺やイベントのチラシ、パンフレット等、県内のいろんな情報を共有する「コミュニケーション棚」もあります。利用者の方達がより沖縄を楽しめ、交流にも繋がる場となるよう、新企画も進んでいるそうです。
交流をサポートする、無料ドリンクサービスも
スタッフが「あのゲストとあのゲスト、気が合いそう!」と思ったら、紹介することもあるのだとか。そこから、交流が広がることも多いと言います。また、ランチ会や勉強会は定期的に開催しており、県内外からさまざまな職種・バックグラウンドの方が参加して交流を深めているそうです。
かつて北斎が描いた交易の要衝である美しい街は、今も多くの人々が行き交う場所として息づいています。その歴史ある街で、「Mangrove」は新しい出会いと交流の物語を紡ぎ続けていました。
Coworking Space mangrove by 沖縄セルラーフォレストビル
電話:098-954-5289
住所:〒900-0034 沖縄県那覇市東町4番1号 沖縄セルラーフォレストビル 2階
アクセス:旭橋駅より徒歩2分
HP:https://mangrove.oct-forest-building.com/
SNS:https://www.instagram.com/coworkingspace_mangrove.naha/
*営業時間や定休日についての詳細は上記のリンク先にてご確認ください。