幕末・明治の偉人、後藤象二郎。
彼が京都での常宿としていた
老舗醤油商「壺屋」の問屋跡地に
ホテルリソル河原町三条は立っています。
この場所が積み上げてきた歴史と
激動の時代を生きた彼の足跡を、
現代を生きる私たちに伝え
語り継いでいくための場所。
それが、後藤象二郎寓居跡記念ギャラリーです。
1000年の歴史を持つ京都の街で、
歴史を重ねた志士の歩みを感じてみませんか。
後藤象二郎は1838年、高知城下に生まれ。
吉田東洋が開いた鶴田塾で板垣退助や岩崎弥太郎らと学びました。
坂本龍馬とも親交があり、徳川慶喜の大政奉還に大きな役割を果たすなど、幕末の偉人として活躍。
明治維新後は政治家・実業家として大成し福沢諭吉に「非常大胆の豪傑・満天下唯一の人物」と絶賛されるなど、近代日本の礎を作った人物です。
ギャラリーでは、幕末当時の街並みを再現したジオラマや、後藤象二郎が英国女王より送られた宝剣(複製)、自筆の書簡や漢詩などを展示。
他にも、江戸後期の画家原在中により描かれた白象図の模写や後藤象二郎、坂本龍馬の写真にも写る、撮影用の台のレプリカなど、詩情豊かな品々を数多く展示しています。