2024.08.15
NEIGHBORS
モダンさと、伝統が交わる「ひがし茶屋街」。その裏路地を歩いていくと見えてくるのが、金沢発のスパイスブランド「INSPICE KANAZAWA」です。
職人が作る独創的なスパイスに魅せられたコアなファンが集う「INSPICE KANAZAWA」。
そんなスパイスの魅力を代表の西村祥さんに伺いました。
「香辛料の中でも、植物の葉と茎と花以外から作られるものの総称」と定義されているのがスパイスです。世界で使われるスパイスの種類は350種以上と言われており、発見されていないスパイスがその何千倍もあるとか。
この発見されていないスパイスに出会いながら、まだ誰も感じたことのない風味を作り出して届けられることが西村さんの感じるスパイスの魅力です。
相性がよくないもの3つを掛け合わせることで、逆に相性が良くなることがある、というように組み合わせによって変わる面白さがスパイスにはあると西村さんは話します。
西村さんにとって、スパイスは自然がつくった香りの絵具。
絵具の色を組み合わせて好きな色をつくっていくように、スパイスも組み合わせによって異なる風味を作り出すそうです。
「INSPICE」が手掛けるディッシュシリーズは、スーパーでは買えないような希少なスパイスを調合した万能調味料です。
風味を味わう香味料のため、無塩、無添加。100%植物由来の原料でつくられているのがディッシュシリーズの特徴です。
ご高齢の方やアスリートなど、幅広い人々の健康に応えられるスパイスとしても人気を得ています。
「INSPICE」では、ポテトチップスを使ってディッシュシリーズのテイスティングができます。
同じ味のポテトチップスに振りかけたはずなのに、それぞれ全く異なる風味に変化します。ぜひご自身の味覚と嗅覚で体感してみてください。
そして、西村さんが更なるスパイスの奥深さを感じたものがチャイです。
「INSPICE」では、12種類の特別なスパイスブレンドと茶葉を1つにした「チャイ スパイスパック」を販売しています。
本格チャイを味わえることはもちろん、チャイをつくる時間そのものが「INSPICE」の提案するライフスタイルのひとときです。
「チャイ スパイスパック」の完成と同時に開発をはじめた商品が「チャイ インスタント」。西村さんは商品の開発の中で、スパイスのより奥深い世界を再発見したそうです。
スパイスは全く同じ構成、ブレンドにしても同じ味にはなりません。ほんの少しの分量で味わい、風味が変わります。
こだわりのチャイを届けるため、開発に2年の歳月をかけたそう。
そんな努力と技術の結晶が「チャイ インスタント」。忙しい朝やリラックスタイムに、レンジでチン♪して作れる本格チャイです。
金沢発の香味料ブランド「INSPICE」の全商品の香りや味を試せる体験型のショップであるが「INSPICE KANAZAWA」。
実は、スパイスというものはそれほど難しく考えなくとも楽しめます。それでもスパイスに難しい印象があるのは「風味が落ちているもの」や「オーバースパイス(入れすぎ)」で失敗しがちだからです。
「INSPICE」のスパイスカレーシンフォニーという商品は、適切な分量のスパイスをパッキングしており、本格スパイスカレーをお家で手軽に楽しめます。
「スパイスは、食のカテゴリーの中では、まだまだ身近ではない。こんな食事の楽しみ方が出てくるのかなというような思いを持ち帰っていただきたい。楽しい嬉しい毎日への提案、きっかけになるチケットがINSPICEの商品」だと西村さんは想いを伝えてくれました。
実際に朝食と一緒に本格チャイを楽しむと、普段より暖かい気持ちで充実した朝を過ごせました。「あの香りをまた楽しみたい」と、早くも再びお店に伺いたくなっています。
体験をこえて、生活に新しいワクワクを提供するお店、「INSPICE KANAZAWA」。
そこには、スタッフの方々とスパイスについて談笑をしながら、格別においしいチャイを楽しめる素敵な空間があります。
INSPICE KANAZAWA
電話:080-3745-7030
住所:金沢市東山1丁目10-2
アクセス:ホテルリソルトリニティ金沢から徒歩20分/「東山」バス停から徒歩4分
HP:https://inspice.jp/pages/inspice-kanazawa
SNS:https://www.instagram.com/inspice_kanazawa/
*営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンク先にてご確認ください。