2024.07.31
点と点が線になる、金沢の文化を発見できる場所「atelier ＆ gallery creava」
NEIGHBORS
昔ながらの土塀や石畳の小路が残り、豪壮な武家屋敷が建ち並ぶ長町武家屋敷跡の近くに「atelier ＆ gallery creava」はあります。
蔵を改装した趣深い空間のアートギャラリーから、ショップ＆カフェ、陶芸教室、レストラン、ワークショップスタジオが入居する複合型アート施設です。
電動ろくろを使った器づくりができる工房
陶芸工房では、電動ろくろを使った器づくり体験と絵付け体験を行っています。
講師がやさしくサポートしながら進むので、初めての方でも安心して体験できます。
器づくりの見本が飾られている棚
今回、ギャラリーマネージャーの川岸いずみさんに金沢アートの魅力をお伺いしました。
伝統と新しさの融合
オリジナルブランド「Tone（トーン）」の展示
九谷焼や輪島塗、加賀友禅など多くの種類の伝統工芸が受け継がれているのが石川県の工芸の特徴です。
伝統工芸というと、敷居の高いイメージがありますがギャラリーで取り扱う工芸作品は手に取りやすいものも多く、生活を豊かにしてくれる作品を探していただけます。
金沢には工芸を学び、独立する工芸作家さんが多くいらっしゃいます。
伝統を学び、制作される現代の工芸に実際に触れることができるのも魅力の一つです。
購入できる工芸品の展示
川岸さんは「金沢を訪れたら美味しい食べ物も良いですが、工芸品にも注目してもらいたい。」と伝えてくれました。個人作家の作品を実際に手に取ってみる機会が金沢には多くあるからです。
大量生産ができない個人作家さんの作品との出会いは、まさしくご縁といえます。
出会えた日にしか手に取ることができない作品を楽しみに訪れてみてください。
自分らしい制作をしながら新しいことに挑戦していく作家を。
「atelier ＆ gallery creava」で大切にしている事は工芸の確かな技術を身につけつつ、オリジナリティを持った新しい表現を追求する作家をセレクトする事です。
これほど多様な素材、多様な作家がいるのは金沢という土地以外にはなかなか無い事です。
「金沢だからこそ制作できる作品を金沢で体感してほしい。」
それが川岸さんと、「atelier ＆ gallery creava」の想いです。
蔵の環境が展示物をより輝かせる
展示室の入り口が蔵の入り口そのまま
ギャラリーは、歴史ある武家屋敷の蔵を当時の趣のまま使った空間です。
金沢の工芸作品やアートを展示することで、より深く金沢を深く感じられる場所になっています。
展示の様子
定期的に展示物がかわるのも「atelier ＆ gallery creava」の特徴。
ここだけでしか味わえない空間で出会える展示会は必見です。
atelier & gallery creava
電話：076-231-4756
住所：金沢市長町2-6-51
アクセス：ホテルリソルトリニティ金沢から徒歩15分/ 「香林坊」バス停から徒歩約8分
HP：https://creava-kanazawa.jp/
SNS：https://www.instagram.com/creava_gallery/
＊営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンク先にてご確認ください。
