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2024.07.15

まちのシンボルエリアで楽しむ“北の美味”との新鮮な出会い「佐藤水産」

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まちのシンボルエリアで楽しむ“北の美味”との新鮮な出会い「佐藤水産」

札幌の中心部に位置する、市民や旅行者にとっての憩いの場「大通公園」。YOSAKOIソーラン祭りやオータムフェスト、雪まつりなど、四季を通してさまざまなイベントが開催されるシンボルエリアでは、ベンチに座って足を休める人や、散策を楽しむ人など、思い思いに過ごす人々のにぎやかな声が響きわたります。

そんなエリアでひときわ存在感を放つガラス張りのお店。北海道ならではの新鮮な海鮮やお土産がそろう「佐藤水産」が、2024年1月にオープンさせた新店舗「大通公園店」です。

思わずふらりと立ち寄りたくなってしまう、開放感にあふれたお店の特色やこだわりに触れるべく、実際に足を運びました。

北の大地から「本物」を届けたい

「鮭ルイベ漬」は、北海道産の天然鮭といくらを「鮭醤油」が入ったタレに漬け込んだ珍味のこと

「鮭ルイベ漬」は、北海道産の天然鮭といくらを「鮭醤油」が入ったタレに漬け込んだ珍味のこと

「佐藤水産」は、1948(昭和23)年に個人商店「㉩マルダイ佐藤商店」として産声をあげた、石狩市にルーツをもつ海産物専門店。絶大な人気を誇るごはんのお供にぴったりな“鮭ルイベ漬”がその代名詞として知られています。

素材を活かしたおいしさを届けるため、原料から調味料にいたるまで自然本来の味であることにこだわりをもち、海産物の仕入れから処理、加工、商品開発、お弁当製造や小売販売、レストラン運営まで、一貫した体制で安心・安全かつ高品質な商品を届けています。

「佐藤水産 大通公園店」店長の髙橋さん

「佐藤水産 大通公園店」店長の髙橋さん

お話を聞かせてくれたのは、学生時代に水産物にかかわる知識や技術を学び、「佐藤水産」で約30年のキャリアをもつ店長の髙橋 雅(たかはし・まさし)さん。髙橋さんは、新千歳空港店で販売されている有名な空弁“石狩鮨(いしかりずし)”が子どもの頃から大好きだったのだといいます。

「『佐藤水産』では、“食べておいしい『本物』を常に提供できるようにしましょう”ということで、天然のものにこだわって販売しています。基本的に店舗は北海道のみで、道外ですと対面で購入できるのが物産展の時だけですので “北海道でしか買えない本物” というところもお客さまから支持されている要因なのではないでしょうか。」

幅広い層に対応した売り場づくり

奥のカウンターからは発送もできるため、自宅へのお土産発送やギフトにも最適

奥のカウンターからは発送もできるため、自宅へのお土産発送やギフトにも最適

ルーツをもつ石狩市をはじめ、札幌市内、新千歳空港などに複数の小売店舗を展開する「佐藤水産」ですが、店舗ごとに特色が異なり、それぞれがもつユニークさが訪れる人々を魅了しています。

「大通公園店」では、代表的ないくらや鮭ルイベ漬などの冷蔵・冷凍商品から、常温で持ち歩けるような燻製や乾物、天然鮭を余すことなく活かした鮭醤油(さけしょうゆ)使用の「石狩ラーメン」なども販売。

地元市民はもちろん、旅の途中で訪れる方が多いからこそ、持ち歩き時間を気にしなくてもよい常温商品が豊富な売り場づくりを心がけているのだそうです。

“ワンハンド”で楽しむ、新鮮な海の幸

左から「いくら」「ジュノー(通常サイズのみ)」「おやこ」「3色スマイル」の全4種類。 スモールサイズ展開ありで、その手軽さや、カメラにおさめたくなる見た目の美しさも魅力

左から「いくら」「ジュノー(通常サイズのみ)」「おやこ」「3色スマイル」の全4種類。 スモールサイズ展開ありで、その手軽さや、カメラにおさめたくなる見た目の美しさも魅力

店内には、オープンと同時に販売されたテイクアウトメニューも充実しています。なかでも「石狩ぱふぇ丼」は、人気商品のいくら醤油漬、鮭ルイベ漬、サーモンロールなどが楽しめるメニュー。鮭フレークや昆布、トサカノリ、 錦糸(きんし)卵なども盛り込まれており、最後までおいしく食べることができます。

この「石狩ぱふぇ丼」は、かねてから寄せられてきたお客さまの声に応える形で提供することになったのだとか。

「レストランを併設した別店舗では海鮮丼が食べられることもあり、『札幌駅前本店(現在札幌駅周辺の再開発により営業休止中)』がある頃から多くのお客さまの声をいただいていたんです。」

「大通公園の四季を感じてもらいながら手軽に食べることができて、“ワンハンドで楽しめるもの”をコンセプトに、『佐藤水産』の発祥が石狩であることもからめて名付けました」と、開発のいきさつを語ってくれました。

じゃがバターによく合うオリジナル珍味をのせたテイクアウトメニュー「じゃがバター職人」。 「塩辛職人(写真)」「秋鮭石狩味」「鰊切込(にしんきりこみ)」の3種から選ぶことができる

じゃがバターによく合うオリジナル珍味をのせたテイクアウトメニュー「じゃがバター職人」。 「塩辛職人(写真)」「秋鮭石狩味」「鰊切込(にしんきりこみ)」の3種から選ぶことができる

また、北海道に訪れたらぜひ一度は食べたい、ほくほくの「じゃがバター」にオリジナル珍味をのせた「じゃがバター職人」も「大通公園店」限定のメニューです。

公園でのんびりと過ごしながら、ここでしか味わうことのできないきらりと輝く海の幸をほおばる。気軽さがありながらも、北海道をたっぷりと味わえる贅沢な時間が、旅の思い出としてきっと深く心に刻まれることでしょう。

根幹を大切にしつつ、強みを活かしていく

ガラス張りのケースには、食欲をそそるような生珍味がずらり

ガラス張りのケースには、食欲をそそるような生珍味がずらり

「石狩ぱふぇ丼」や「じゃがバター職人」にトッピングされている色とりどりの魚卵や生珍味は、量り売りでの販売も行っています。「リピーター続出!」「ごはんが止まらない!」など、スタッフ手書きのおすすめコメントを眺めながら、気に入ったものがあればお好きな量を購入できるのもお店の強みの一つ。

「高品質、新製品、本物思考、希少価値、地域性、環境問題、安心安全、健康の“8つの価値”を提供するというのが『佐藤水産』のベースにはあります。そうしたしっかりとした根幹がありながらも、それぞれの店舗の特色を打ち出しているので、一つとして同じ店舗がないんです。」と、髙橋さん。

近隣の店舗と連携をしたスタンプラリーも実施しているとのことで、お店めぐりも旅の楽しみの一つになりそうです。

求める声に応えたお店づくりを目指して

店内には「佐藤水産」のこだわりを表す“天然鮭”を使用した商品が散りばめられている

店内には「佐藤水産」のこだわりを表す“天然鮭”を使用した商品が散りばめられている

75年以上の歴史を誇る「佐藤水産」の新店舗、「大通公園店」の物語はまだまだ幕を開けたばかり。

「立地もあると思いますが本当にお客さまの層がさまざまなので、幅広いニーズに応えていきながら、『佐藤水産』をまだ知らないお客さまにも支持していただけるようなお店づくりをしていきたいと考えています。」

私たちの口に届くまでのさまざまな工程を自社で行っているからこそ、寄せられた声は速やかに工場へと伝えることができ、商品づくりに活かされています。

「“お客さまの声は天の声”。その裏側にはよい商品へ繋がるヒントがつまっているんです。」

そう力強く語ってくれた店長・髙橋さんの、新鮮な“北の美味”とのわくわくするような仕掛けづくり、そしてより満足を生むためのお店づくりの日々は、この先も続きます。


佐藤水産(大通公園店)
電話番号:0120-310-643
住所:北海道札幌市中央区大通西3丁目 北洋ビル1階
アクセス:地下鉄「大通駅」15番出口 直結
HP:https://www.sato-suisan.co.jp/
SNS:https://www.instagram.com/sato_suisan_official/
   https://www.facebook.com/satosuisan.co.jp
      https://x.com/satosuisan
*営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンク先にてご確認ください。