2024.08.31
NEIGHBORS
京都の街並みに溶け込みながらも、クラフトビールを生で飲める“タップルーム”として独特の存在感を放つ「スタンドうみねこコト」。古都からはじまる新しいコトをコンセプトに、人と人をつなぐプラットフォームとしても注目を集めています。1度味わったらまた来たくなる「スタンドうみねこコト」の魅力とは。
店内に一歩足を踏み入れると、巨大なタップと、壁一面のショーケースに並ぶ1500本のクラフトビールが目を引きます。
「スタンドうみねこコト」を運営する株式会社シクロは、大阪府西成区でクラフトビールの醸造事業も展開。自社のブルワリー「Derailleur Brew Works(ディレイラブリューワークス)」の直営店であるこのお店では、こだわりが詰まったオリジナルのビールと、全国各地のマイクロブルワリーから集めたレアなビールを生で楽しめます。
まだ飲み慣れていない人からビール通まで、すべての人が同時に楽しめるよう幅広いラインナップを用意。「スタンドうみねこコト」でクラフトビールデビューをし、趣味に発展させたお客様も多くいます。
町屋をリノベーションした店内にはあえて仕切りを作らず、オープンでカジュアルな雰囲気を大切にしています。「従来のタップルームの敷居が高いイメージとは異なり、誰でも気軽に立ち寄れる雰囲気が持ち味。入り口はいつも開放しています。早い時間帯には赤ちゃん連れのご家族もいらっしゃいますよ。」そう語るのは店長の青木麻恵(あおきあさえ)さんです。
「スタンドうみねこコト」はランニングイベントのステーションとしても機能しています。毎週20人前後が参加するイベントの前後には、ランナーたちの乾杯が店内を盛り上げます。「今日の走りはどうだった?と語り合いながら飲むビールは格別ですよ。」と青木さんは笑顔です。
「スタンドうみねこコト」の魅力はスタッフの人柄にもあります。エネルギッシュで話好きなスタッフが多く、接客を超えてお客様との出会いを楽しんでいるのが印象的。
「自分の言葉でビールをご提案できるよう、スタッフは出勤するとまず、約20種類のその日のビールをすべて試飲します。楽しく飲める酒場であることにこだわっているんです。」と青木さんは言います。
1人で来店したお客様がスタッフとの会話を楽しむうちに、気がつけば飲み仲間を店中に広げていることもよくあります。ただカジュアルなだけではなく、ビールへの深い知識と愛情がつくり上げるコミュニケーションは「スタンドうみねこコト」の大きなこだわりです。
「スタンドうみねこコト」は新たなカルチャーの発信拠点。自社醸造したビールには、味の個性はもちろんユニークなストーリーが存在し、商品名やラベルにその世界観が表現されています。ビールのポップなラベルに惹かれて、自らショーケースの中に手を伸ばすお客様も珍しくありません。
1杯のクラフトビールを通して、新しい文化と人々のつながりを生み出す場所「スタンドうみねこコト」。個性豊かなクラフトビールとスタッフが、日々に明るいエネルギーを与えてくれます。
スタンドうみねこコト
電話:050-3134-4635
住所:京都府京都市中京区蛸屋町160-3
アクセス:京都河原町駅より徒歩5分
HP:https://cyclo-inc.jp/services/umineko-koto.php
SNS:https://www.instagram.com/stand_umineko_koto/
営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンク先にてご確認ください。