2024.02.05
NEIGHBORS
言わずと知れた観光地、みなとみらい。その中でもひときわ目を引くのが、赤レンガ倉庫です。青々とした空とのコントラストで存在感を放つその建物に「一目見てみたい」と足を運ぶ人も多いのではないでしょうか。
そんな赤レンガ倉庫の中に店舗を構えるSOUVENIR GALLERYには、遠方から何度も通うお客様もいらっしゃるそうです。「おみやげ屋さんなのに、何度も通いたくなる」その理由とは。
みなとみらいでの思い出が色褪せないように
「旅先から帰っても思い出すような雑貨をお届けしたい」という想いから生まれた雑貨ブランドSOUVENIR GALLERY。
「楽しい思い出も、日に日に色褪せてしまうものだと思うんです。そんな時に、商品を見て“そういえば、こんなことをしたんだよね”と思い出してもらえればと。」店長の古谷さんは、微笑みながらそう話します。
手作りだから、全部違う。手に取って選ぶ過程を味わう
店内に並ぶオリジナルの雑貨は、すべて職人さんの手作りなのだとか。日本製にこだわったがま口やハンカチ、ポーチ、靴下ーー。何十種類ものデザインがずらりと並んでいます。
特に、横浜限定商品はキャッチーなデザインが多く、思わず手に取りたくなるものばかり。パンダやカンフーが刺繍された小物も横浜限定の商品です。単に“横浜っぽいもの”ではなく、連想して楽しめるデザインになっているのもこだわりのひとつです。
可愛らしい横浜限定デザインに、思わず足を止めてしまう人も
「横浜→中華街→中国→カンフー」一捻りある発想も楽しい
古谷さんのお気に入りは、みなとみらいの景色を模したパスケース。1枚の生地から作られているため、よく見ると商品によって柄のバランスが異なります。「せっかくなら赤レンガ倉庫の柄が多い方がいいかな…」「いや、観覧車が入っているのも可愛い」と、お客様と一緒に悩むことも多いのだとか。
「お客様も“自分で選んだ”実感があると、より思い出に残ると思うんです。」
取材中、商品を手に取るお客様と談笑しながら一緒に商品を悩む一幕も。人の手が加わった商品をじっくり見ていただきたいことはもちろん、選ぶ過程も思い出として持ち帰っていただきたいと言います。
よく見ると、一つひとつ柄のバランスが違います
商品だけでなく、お店の空間ごと楽しんでいただきたい
観光客が多い赤レンガ倉庫ですが、SOUVENIR GALLERYには何度も足を運ぶお客様も少なくないのだそう。
「以前、何度か来店されていたお客様から電話があって。“引っ越しが決まってしばらく行けなくなる”と。もう一度お話したくて、とわざわざ電話をくださったんです。商品だけでなくお店ごと気に入ってくださっていたのだと思うと、とても嬉しかったですね。」
商品もお店で過ごす空間も、どちらも楽しんでいただきたいという想いがまさに形になったエピソードです。
商品を手に取りながら、心地よく談笑する声が聞こえます
古谷さんは、スタッフにも「お客様との会話を楽しむことを大切にしてほしい」と伝えているそうです。どこを観光してきたのか、お土産ならどんな人に渡すのかなど、会話をしながら商品を選ぶことも多いのだとか。店内からは、時折あたたかな笑い声が聞こえてきます。
旅先で「お気に入りの一品を見つける」ということ
「思い出と共に商品を持ち帰っていただければ。その中で当店での時間も記憶に残るものになれば何よりです。そして、みなとみらい、SOUVENIR GALLERYにまた行きたいと、ふと思い出していただくーーそうやって輪が広がれば嬉しいです。」
一つひとつ手に取り、お気に入りを見つけること。選ぶ過程も楽しむこと。そんな時間を大切に、旅先の思い出を優しく色付ける空間が、SOUVENIR GALLERYにはあります。
SOUVENIR GALLERY YOKOHAMA
電話:045-663-0555
住所:神奈川県横浜市中区新港1-1-2 (2号館2F)
アクセス:日本大通り駅から徒歩11分/馬車道駅から徒歩13分
HP:https://kyoto-souvenir.co.jp/brand/svg.php
SNS:https://www.instagram.com/souvenir_gallery_sv
*営業時間や定休日についての詳細は上記のリンク先にてご確認ください。