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2025.12.24

ホテルリソル京都 河原町三条では、「京からかみ(唐紙)」を用いたステーショナリーの販売を行っています。
唐紙は、奈良時代に唐から伝わったとされる装飾紙が起源。京都で作られるようになり、平安時代の貴族たちが和歌をしたためる際にも愛用されていました。
唐紙は和紙に「版木(はんぎ)」を用いて手のひらで摺ります。ふっくらとした絵の具の量感やムラが生まれ、絵の具に含まれる雲母(きら)が光を反射して上品な輝きを放つ京都の美しい伝統工芸品です。

そんな「京からかみ」を旅の思い出としてお持ち帰りいただきたいという想いから、1階リビングロビー「御茶蔵(みさくら)の間」にて、「唐紙ハガキ」と「唐紙グリーティングカード」を販売しています。
これらの商品は、京都の「株式会社丸二」が運営する工房兼ショップ「唐丸」のオリジナルアイテムです。「唐丸」では、「京からかみ」を現代に伝えるべく、手摺り体験の実施や「京からかみ」を使用したさまざまなアイテムの販売を行っています。

「唐紙ハガキ」3種。左から「影日向枝桜(かげひなたえだざくら)」「瓢箪(ひょうたん)」「ねじ菊」
ホテルリソル京都 河原町三条では、数ある文様の中から3種類を厳選して販売。それぞれの文様には、古くから伝わる意味が込められています。
たとえば、高貴な品格を表し祝福を意味する「影日向枝桜」や、邪気を払い長寿を願う「ねじ菊」など。好みの色や文様を選ぶことはもちろん、込められた意味合いに想いを馳せながら、じっくりと吟味する時間も楽しみのひとつです。

「唐紙ハガキ」は、京都の空気感をそのまま封じ込めたような一枚。絵具の質感を楽しみながら、家族や友人へ便りを送るのもおすすめです。
また、小さな額縁に入れて飾れば、日常に旅の思い出と和の彩りを添えるインテリアとしても楽しむことができます。

左から「立浪(たつなみ)」「牡丹唐草(ぼたんからくさ)」「松唐草(まつからくさ)」
二つ折りのカードに中紙と封筒がセットになった「唐紙グリーティングカード」には、平安時代から見られる「牡丹唐草」など、伝統文様があしらわれています。
大切な人への贈り物に添えれば、その上品な佇まいに、受け手の心もきっとときめくことでしょう。

職人が一枚一枚、手摺りで仕上げた「京からかみ」のステーショナリー。その温かみのある質感は、言葉だけでは伝えきれない想いをそっと補ってくれるようです。
指先に伝わる絵の具の凹凸や、キラキラと光る文様の美しさなど、実際に手に取ることで古都の美意識を体感することができます。ぜひ、旅の思い出を彩るお気に入りの一枚をじっくりとお選びください。
「京からかみ」ステーショナリー販売
会場:1階リビングロビー「御茶蔵の間」
販売時間:7時〜23時
ご予約:不要(直接会場までお越しください)
料金:「唐紙ハガキ」330円、「唐紙グリーティングカード」770円(いずれも税込)
*販売する文様の種類は状況により変更する場合がございます。
*ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。