呉服店が立ち並ぶ問屋街へと発展した室町通り。その流れは現在まで続き、通りには創業数百年の老舗呉服店が軒を連ねています。その一角にビルを構える「京都きものレンタル和凛」では、京都の伝統文化を身に纏える着物レンタルに加えて、アクティビティまで楽しめるプランを提供。

着物を着こなす綺麗な姿を見たとき「ああ、綺麗だな」と思う憧れの気持ちから「着物を着てみよう」と一歩踏み出せるきっかけがここにあります。

「気軽に楽しめたら」お客様の声から生まれた着物レンタル

創業120年になる老舗の呉服問屋「和凛」は、2009年から着物レンタル事業を展開しています。当時、気軽に着物を楽しめるサービスの提供は少ないなかで、お客様の声から着物レンタル事業は生まれました。

「着物に対して固定観念や敷居の高さを感じる方が多いというのを接客から感じていました。そういったイメージを払拭して着物のよさを体験していただきたい。もっと気軽に着物に触れて楽しんでほしい。着物との接点をもっと気軽に」とコンシェルジュの堀さん。

着物レンタルはお客様に寄り添う想いのもと生まれたサービスなのです。

着物レンタル着物レンタル事業の開始時点では「気軽さ」を重視したカジュアル着物をメインにスタートしました。「着物＝貸衣装」といった硬い印象を少しでも払拭したい。そんな思いから、取り扱う着物のバリエーションを検討したのです。今ではカジュアル着物から正絹着物、大島紬まで、花嫁衣装以外ならどれでも体験できるほど、種類豊富な着物を用意してお客様をお出迎えしています。

着物を着る目的までご提案する豊富なプランの数々

従来、着物を着るシーンは式典などのフォーマルな場が多く、目的や用途が決まっている場合がほとんど。一方でカジュアル着物は、着ることが目的になっているのが一般的です。

その結果、お客様から「着物を着て何をしたらいいのでしょうか？」「どこにいったら楽しめるのでしょうか？」などと不安を感じる声も。そこで、着物を着る目的を提案できるようアクティビティまで体験できるプランが誕生しました。目的までセットで提供することで、京都のいいところを着物を着て体験してほしいという思いが形になったのです。

体験型プランには、福寿園のお茶席体験や南座で楽しむ観劇、和と洋が融合したアフタヌーンティーなどがあります。

プランを考えるにあたって大切にしたのは、着物を着て京都の文化を体験することで、さらに和の良さを感じ、着物での非日常な時間を楽しんでもらいたいという思い。体験は形として残るものではないものの、あとから見返せば当時の記憶が鮮明に蘇るもの。思わず写真におさめたくなるようなロケーションでの体験プランは魅力的です。

和凛では「これがしたい！」といった体験型のプランから着物を着る目的を気軽に選べるのがポイントです。京都ならではの体験を着物を纏った自分で過ごすと特別な思い出に。

京都の街並みにふさわしい自前感のある着物で堂々と

数あるプランのなかでも特に人気なのが「大人のおでかけプラン」。京都の街並みに馴染む正絹着物をご用意しているプランです。

おすすめする背景には、コンシェルジュの実体験があります。「もともと着物が好きだけど買えないという悩みが私にもあって。そんな方でも堂々と自信を持って着物を着られるプランがほしいと考えました。着物は知見のある方から見ると『レンタルだ』とわかってしまうもの。そうではなく、レンタルでありながら着用している間はご自身で持っているもののように自信を持って着てほしい」と堀さんは語ります。

着物体験を通して京都での滞在をいっそう華やかに

「とにかく着物を着て楽しんでほしいので、まずは袖を通してほしい。着物を着れば気分が変わるしテンションも上がるもの。堂々と着るためには正しくちゃんとしたもの、不安に感じずに着ることが大切なのでプロとしてお客様の着物体験をサポートします。」

京都での滞在が着物を通してよりいっそう思い出深いものになりますように。

「京都着物レンタル和凜」では、着物に対する特別な想いを持って、レンタル事業を展開しています。

京都きものレンタル和凛

電話：075-343-1515

住所：京都府京都市下京区万寿寺通室町西入長刀切町217

アクセス：五条駅から徒歩3分

HP：https://walin.jp/index.html

Instagram：https://www.instagram.com/walin_kyoto/

＊営業時間や定休日についての詳細は、上記のリンク先にてご確認ください。